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第三話 目指すは蛮脈の塔

前回のあらすじ…

海の中の神殿に住んでいる子供のサメのハルキと子供のシャチのオルカ、そしてロボットのかいおう。

ある日、かいおうがさらわれてしまう。ハルキたちは、必ずかいおうを助け出すと誓った。

その後、食料と武器を手に入れるため、ハルキたちはサザン町へ向かった。そこで、食料と武器を手に入れたハルキたちは、一泊し、ついに冒険の幕を開けるのであった。

ハルキ「ふぅ〜よく寝た!」

そう言ってハルキが起きた。

オルカ「やっぱここの宿はいいよねー」

オルカも起きた。

ここは宿。この街では一番良質な宿だ。ちなみに、一泊800円。

ただ、今日は朝早くから冒険に行かなければならないので、早めに支度を済ませ、出発することとなった。

宿の人「あら、だいぶ早いようですか?」

オルカ「僕たち早い時間から用事があるので。」

宿の人「なるほど分かりました。」

こうしてチェックアウトを済ませたハルキたちは、サザン町を出ることとなりました。

オルカ「色々お世話になったね」

ハルキ「もしかしたらこの街に来るのも最後かもしれないしな…」

二人「ありがとうございましたー!」

二人はそう言い、サザン町を出ることとなりました。

オルカ「町を出たはいいもの、これからどうすればいいと思う?」

オルカがそう問う。

ハルキ「流石に無策できたわけではないけどね。えーとね…」

と、はるかは地図を開いてみせた。そこには、ハルキたちのいた海から、蛮脈の塔までの道のりが書かれていた。

ハルキ「まず、今サザン町にいるけど、そのまま南に進んで行って、砂浜を抜けるよ。その後、岸沿いの森を抜けて、その後岩山を抜ける。この岩山を抜けたら、蛮脈の塔が見えてくる。」

ハルキ「ってかんじだよ」

オルカ「なるほど。結構長い道のりだね…」

オルカはそう言いました。

ハルキ「適度に休んで、なるべく早めに行こう。」

ハルキがそう言いました。

ハルキ「さあ!大冒険の始まりだ!」

と、言いました。

こうして、サザン町を南に降りて行きました。

ハルキ「かなり斜面が急だね」

オルカ「気をつけながらいかないとね」

二人はそう言いながら、少しずつ降りて行きました。

そして、南に進むこと2時間…

ハルキ「ふう。ようやく砂浜に来たね。」

オルカ「長かったなー」

こうして、砂浜に来ることができました。

ハルキ「めちゃくちゃ広いねー」

オルカ「確かにー」

ハルキたちが来たのは、タナ大砂浜という場所。とてつもなく大きい砂浜になっており、サハラ砂漠の二分の一ぐらいの大きさとなっている。

ハルキ「本に書かれてたよりもよっぽど大きいところなんだな…」

オルカ「砂も結構サラサラしてて、上質だね~」

と、二人で言っていた。

そんな呑気な時を過ごしていた時だった。

???「ちょっとまったー!」

二人「なんだっ?!」

突然なことにびっくりするハルキたち。

???「私の縄張りになに気軽に立ち入っているのだ!」

ハルキ「あ、あなたの縄張りだったんですね。入ってすいません…」

ハルキの心の中「なんとか戦闘を避けたいからな…」

謎の生命体に声をかけられたものの、姿は近くに見当たらない。とりあえず穏便に過ごそうとするハルキ。しかし…

???「いや!許さん!私の縄張りに入った以上は生きて返すことはできない!」

オルカ「うわっ!」 

謎の生命体は、いきなりオルカに砂をかけてきました。

オルカ「なにをするんだ!」

???「だから言っただろう!生きて返すことはできない!」


ドッカァァァン!


突然砂の中から出てきたのは、巨大なカニだった。

ボスガニ「俺の名前はボスガニ!縄張りに入った以上はゆるさねぇ!」

ハルキ「っ!戦闘は避けられないか!」

オルカ「やるしかない!」

こうして、巨大なカニ、ボスガニvsハルキたちの戦いが幕を開けたのであった。

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