第一話 冒険の時
私個人で考えた物語を載せようと思います。面白いかは分かりませんが、よろしくお願いします。
ここは、とある星の海の底。ここには、とても大きい神殿がありました。
この神殿には、子供のサメのハルキと、子供のシャチのオルカ、そしてロボットのかいおうが住んでいました。どういうわけか、ハルキとオルカは陸に歩けて、言葉も喋れる不思議なサメとシャチでした。
そんなある日だった。
この日は、かいおうの誕生日でした。
ハルキ「ケーキできたよ〜」
ハルキはケーキを机の上に乗せ、一息つきました。
ハルキ「このケーキは自慢のケーキだからな〜かいおうが喜んでくれるかな〜」
と、言いました。それに続いて、
オルカ「よし!装飾も終わったぞ!」
と、言いました。二人は、
ハルキ「早くかいおう起きて来ないかな〜」
オルカ「そうだね〜」
と話し合っていました。そう言って間も無く…
かいおう「ふわーよく寝た。」
かいおうが二階から起きてきました。そして、かいおうがリビングにつくなり、
ハルキとオルカ「誕生日おめでとう!」
と言いました。
かいおう「おお!ありがとな!」
かいおうもそう言い返しました。
ちなみに、かいおうは今年で5600歳です。
ハルキ「さ、さ、まずはこれを見て欲しくてー」
と、ハルキが指差したところにあったのは、壁にかかったHAPPY BIRTHEDAYという形をした、きらびやかなバルーンアートと、壁中に散らばっている星形の風船でした。
かいおう「おお!さすが綺麗だな!」
と言いながら、オルカの頭を撫でました。
ハルキ「それで次はー」
といい、自分の作ったケーキを指差しました。
とても大きい六段のショートケーキで、頂上には様々なフルーツがのっけてありました。
かいおう「これはうまそうだな!」
と言いました。
かいおう「二人ともありがとな!」
かいおうはそう言いました。
オルカ「こちらこそ、育てていただいてるので。」
と、言い返しました。
かいおう「それじゃ、ケーキを食べるとしますか。」
と、ケーキを食べようとしたその時でした。
ピーンポーン…
チャイムがなりました。
かいおう「あ、宅急便か、すぐにとってくるからな。」
と、かいおうは言いました。
二人は、「はーい」と言いました。
かいおうが玄関に向かったあと、ハルキとオルカは二人で話していました。
ハルキ「そういえば、最近『わるいわるもの』っていうやつらがいるらしいね。」
オルカ「ネーミングセンスがないよね」
と、オルカが言いました。
ハルキ「いろんな家を襲ったり、お宝を盗んだりとやりたい放題だからな…」
オルカ「やってることが強盗だね」
と、またオルカが言いました。
ハルキ「ま、気をつければいいし、いざとなっても、僕とオルカの必殺技で倒せるもんね。」
オルカ「まあそうだねー」
と言いました。
それから10分…
ハルキ「かいおう全然来ないね…」
オルカ「なんか、嫌な予感がしなくも…」
二人は、なかなかかいおうが帰ってこないので、心配になってきました。
オルカ「少し玄関見てくる?」
ハルキ「…そうだね」
おそるおそる玄関に向かい、扉を開けてみることにしました。
ガチャっ…
ハルキ「…?!」
オルカ「どうだった?」
ハルキ「大変だ!かいおうがいない!」
ドアを開けてみたら、かいおうがどこにもいなくなっていたのです。
オルカ「なんだって?!」
二人で周りを見渡してみましたが、かいおうはいませんでいた。
ハルキ「うん?これは?」
その時、ハルキが何かを見つけました。
ハルキ「な、なに?!」
オルカ「なにを見つけたの?」
ハルキ「手紙っぽい…」
ハルキが見つけたのは手紙でした。そこには、こう書いてあったのです。
「フハハ!かいおうは我々わるいわるものがいただいた!残念だったな!取り返してほしければ『蛮脈の塔』へ来い!ま、行けるわけねーけどな!」
と、書いてありました。
ハルキ「くそっ!」
そうハルキが言いました。
オルカ「もうちょっと早く気づいていたら…!」
と、オルカも言いました。
ハルキ「くそぉぉぉぉぉー!」
二人はしばらく泣いたあと、心に決めました。必ずかいおうを救うと。わるいわるものをぶっ倒すと。
二人「絶対に助けてやる!かいおう!」