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如何わしきは罰せず!


こ、怖い! 怖いっ! 怖い~~~! 


真鈴は背後から追って来る無頼集団と前方に揺蕩たゆとう薄闇の板挟みにふるえながら前に進んだ。胸と背中の両面に屹立する狭い壁の間に無理やり潜り込んだせいで肋骨と肺が悲鳴を上げている。更にコンクリートブロックのざらざらした表面が少女の慎ましやかな胸と臀部と膝小僧を容赦なくゴリゴリと擦りあげていた。


真鈴は行き詰って動けなくなる恐怖感にさいなまれながらも必死に手足を動かして身体を強引に前へと押し出し続けた。やがて手足が痺れて息ができなくなってきた。

もう限界だと思いかけた時ふいに右側の塀が切れ曲がって開け、小さな庭のような場所にでた。庭と言っても猫の額ほどの小さなものだ。地面を伸び放題の雑草が覆っていて長い間人の出入りが無かった事が見て取れた。


そこは三方をコンクリート製の高い塀に囲まれた行き止まりでたった今彼女が抜けて来た隙間路以外に出口は見当たらなかった。残った一画は建物の壁だった。スナックか何かの裏口らしくコンクリートの地肌が剥き出しになった壁にマンドアが一つ付いていた。その雰囲気から店が既に営業していない事が分かった。店がつぶれてから長い間野ざらしになっていたのだろう。ドアの表面は色褪せ、真鍮製のノブは緑青ろくしょうが吹きだしていた。


その時あの隙間路の奥からザリザリという物音と路の狭さを毒づく複数の人間の声が聞こえて来た。あの赤髪の男の仲間に違いなかった。真鈴はドアに走り寄って緑青ろくしょうに覆われたノブを握った。通常、閉店した物件はたいてい不動産管理会社が管理している。その場合盗難等を防ぐため出入口は全て封鎖施錠されているのが普通だ。このドアも解錠されている可能性はまずなかった。



「お願い! お願いだから開いて!」――



少女は半泣きになりながらノブを回した。 ・・・・・奇跡が起こった!

ギュギュウ~と軋んだ音を立てながらノブが回った。ガチャッとラッチボルトが外れる音が響く。彼女はそのままドアを引いた。ギィッ・・ギイィィィィと乾いた金属音を立てて開いたドアの向こうは一寸先も見えぬ漆黒の闇だった。それは只の暗闇ではない気がした。まるで異空間へとつながる入口のように思えて彼女は足を踏み入れるのをためらった。後ろで ” もう少しッス ” という声が聞こえた。赤髪の男の仲間がすぐそこまで近づいて来ているのが分かった。

真鈴はその妖しい闇の中へとダイブした。後ろでドアがガチャンと閉まる音がした。





☆ ― ★ ― ☆ ― ★ ― ☆ 





ふぁあー・・・眠い・・と巨狼ごろうは思った。昨晩は白兎尾さんの事が気にかかってなかなか寝付けなかったので今朝は眠たくてしょうがない。出来れば彼女の安否を確認したかったが家も連絡先も知らないのでどうしようもなかった。

無事家に帰れたのであれば学校へは来るはずだ。そう考えていつもより少し早めにアパートの部屋を出て学校へ向かった。教室のドアを開けて中へ入るといつもより早かったせいかまだ人はまばらだった。


巨狼はぐるりと教室の中を見渡した。そして教室の後ろよりの窓際の席にポツンと座った男子生徒を見つけるとそこへ向かった。



「お早う! 山本。」 


「オウ、真神か? お早う。 珍しいな、お前がこんなに早く来るなんて。いつもより10分以上早いんじゃないか?」


「ああ、少し気になることがあってな。でその事でちょっとお前に訊きたいことがあるんだが。」


「俺に訊きたいこと? なんだ?」


「お前確か家が市内だったよな? つまり地元の人間だろ?」


「うん? ああ、そうだけど・・それがなにか?」



巨狼が話しかけたのは山本純三という名の男子だった。七三に分けた短髪に黒縁の眼鏡をかけた細面ほそおもての真面目そうな生徒だ。色白で細身な外見からはひ弱そうな印象を受けるが意外とスポーツも出来る。所属するバスケット部でも期待の新人であるらしい。人当たりも良いタイプでクラスの男子の中では一番気軽に話の出来る相手だった。



「この辺りの高校で青いネクタイに灰色のズボンっていう制服の学校ってあるか?

夏だから上着はどこもたいてい白の半袖ワイシャツだろうけどな。」


「青いネクタイに灰色のズボン・・・・ああそりゃたぶん八葉ハチヨウ学園じゃないかな。」


「八葉学園?」


「ウチの学校からだと少し南西に離れた隣町の高校だよ。なんだ、八葉学園に何か用事でもあるのか? あそことはあんまり関わんない方がいいぞ。」


「え、そうなのか? それはどうしてだ?」


「あそこはウチと同じ私立の高校だがレベルが違う。偏差値で言えば県下でも下から五本の指に入るぐらいだ。当然生徒の質も悪い。飲酒や喫煙は当たり前で喧嘩、恐喝、窃盗と何でもありの無法地帯らしい。本当の校名は八葉ハチヨウ学園高校って言うんだが世間じゃ八葉ハチヨウじゃなく八葉ヤバ高って呼ばれてるけどな。」



山本の話を聞いて巨狼の胸の中に薄暗い不安と後悔が広がった。



『そりゃ白兎尾さんも不味い奴らに目を着けられちまったな。あんな場所に置き去りにするんじゃなかった。俺にも少しは責任がある・・かも。』



あの後白粉(おしろい)横丁の周りを捜してみたが白兎尾 真鈴(しらとび まりん)は見つからなかった。さらに臭覚を頼りに犬伏達を探し出してその後をこっそりつけてみたが彼等も真鈴を見つけることは出来なかったらしくそのまま駅へと帰って行った。結局彼女の行方は分からないままだ。



「ちなみに付かぬことを聞くけどその八葉ヤバ高の生徒で髪を赤く染めた犬伏って奴を知らないか?」



巨狼がそう訊くと山本はおやっ? と言う顔つきになって彼の顔を見た。



「ああ、知っているよ。この辺りじゃ有名な札付きの悪だからな。今二年生だが三年の不良共からも一目置かれているそうだ。 ” 赤毛の狂犬 ” とかいう二つ名持ちらしいぜ。俺も一度見かけた事があるが見るからに危なそうな奴だった。特にあの眼はヤバいよ。あの眼で凄まれたら大抵の奴は縮み上がっちまうだろうな。」



確かにゾクリとするような荒んだ眼をしていたな、とごろうは思った。それは何かが取り憑いているのではと思うような凶々《まがまが》しい眼光を放っていた。そう言えば四白眼は「邪眼イビルアイ」の力を持つという言い伝えがある。「邪眼イビルアイ」とは悪意を持って睨んだだけで相手にさまざまな呪いをもたらす瞳術であった。狼人である自分にとってはさしたるものではないが普通の人間には耐え難い恐怖や不調をもたらすかもしれない。



「あんな危険人物となんかあったのか? まさか犬伏の女に手を出したとか?」


「出してねえよ。てか、犬伏って女がいるのか?」


「八葉学園は昔は男子校だったからな。この男が少なくなった時代にそれじゃやっていけないってんで共学に変わったんだがその名残か男子の割合が多いのさ。それを狙って入学してくる女子もいるって話だから彼女の一人ぐらいいても不思議はないだろうな。ま、ウチのような才色兼備のお嬢様ってタイプはいないと思うぞ。どうせ底辺高校らしい頭も股も緩そうなヤンキーギャルばっかりだぜ。」



いや、こいつ純朴そうに見えて結構辛辣な事を言うなと巨狼は思った。竜胆学院の女生徒にだってギャルっぽいのが居ないわけではない。それに才色兼備の女生徒なんてそうはいないぞ。才はまあ入学試験のおかげである程度水準が保たれているかもしらんが色の方は試験なぞ関係無いから野放し状態だ。白兎尾 真鈴(しらとび まりん)小比鹿 朱里(おびか しゅり)は例外的存在だろう。

でもまあ付かぬことを聞いたのに面倒くさがらずにちゃんと教えてくれたし親切な奴ではある。取り敢えず礼は言っておくべきか。



「そうか、有難う。お陰で良く分かったよ。変なことを聞いて悪かったな。」


「いや、別にいいさ。聞きたい事ってのはそれだけか?」


「ああ、それで十分だ。助かったよ。」


「そうか、だったら良いが・・・もう一度言うけど八葉ヤバ高の連中とはあんまりかかわらない方が良いぞ。」


「ああ、分かった。そうする事にするよ。」



そう答えて彼は自分の席に向かった。先程までまばらだった生徒がいつの間にか増えていた。そしてその中に小比鹿 朱里(おびか しゅり)がいることに気付いた。

白兎尾 真鈴は見当たらなかった。彼は朱里に近づいて訊ねた。



「お早う、小比鹿さん。 今朝は白兎尾さんは一緒じゃないの?」



朱里は何故か黙ったまま彼の顔をじっと見た。やや目尻の上がった一重まぶたのアーモンドアイが何かを探る様に見詰めて来る。可愛いというには少し目力があり過ぎる惹き込まれそうな綺麗な瞳だった。その眼差まなざしを受けた巨狼の胸は微かにドキッとときめいた。彼はそれを隠すかのように慌てて訊ねた。



「え・・な、何? 俺の顔がどうかした?」


「・・・ううん、珍しいなと思って。」


「珍しい? え、何が?」


「真神君の方から話しかけて来るのが。」


「へ・・・そんなことないだろ。毎朝いつも俺の方から挨拶してるじゃん。」


「挨拶はね。でも話しかけて来たのはこれが初めてだよ。」


「・・・・・・・・」



は? そうだったか?・・・いや、言われてみればそんな気もするな。小比賀に話しかけるのはこれが初めてか。入学してもう三ヶ月以上になるのにそれはちょっとまずかったかもしれない。なるほど、不審な眼で見られるわけだ。今まで疎遠だった人間がいきなり話しかけてきたらそりゃそう思うよな・・・・

仕方がない。少し内情を話しておくか。



「昨日、満月町三丁目の仕舞屋しもたや横丁ってとこで白兎尾さんを見かけたんだ。あんまり柄のいい場所じゃないからさ。無事に帰れたのかなと気になったんだ。」


「満月町の三丁目! それって駅裏のヤバいところじゃないの?! 真鈴が何でそんなところに? 教えてよ、真神君!」


「い、いや なんでかは俺にも分からない。駅裏の本屋でいるのを見かけただけなんだ。話をしたわけじゃない。」



嘘は言っていない、と巨狼は自分に言い訳をした。実際に話をしたわけではないし エロ本専門店に白兎尾 真鈴が居たのも本当だ。尤も彼女をそこへ誘導したのは彼自身だったがそれは言わなかった。



「そうなの? 今朝、真鈴にラインと電話を入れたけど返事ないしいつもの待ち合わせ場所にも来ないしちょっと変だなとは思ってたんだけど・・・」



朱里は何かを考えるように小首を傾けてそう言った。朝のホームルームまではまだ時間がある。白兎尾 真鈴は単に寝坊して登校が遅れているだけかもしれない。だがそれまでに来なければ何かあったという事になる。もしその原因が昨日の駅裏の本屋での出来事に関係しているのであれば少し不味い事になる可能性があった。


不意に朱里が巨狼を見た。吊り上がり気味の大きな眼に筋の通った綺麗な目鼻立ちをしている。薄い一重瞼ひとえまぶたと白い細面ほそおもてが与える冷たく鋭い印象を一文字にスッと引かれた形の良い上唇と受け口気味の下唇が上手く受け止めて柔らかいものにしていた。

艶のある黒髪を襟足まですっきりと切り込んだショートヘアながらボーイッシュにならぬよう緩くパーマを組み込んでスマートショート風にまとめている。真鈴の小動物系の可愛らしさとはまた違ったガーリッシュな魅力があった。



「それで真神君は何故駅裏の本屋なんかに行ったの?

あの地域の本屋とかレンタルDVD店とかっていかがわしいのが多いって聞いたけれどやっぱりそれ狙い?」



思わぬ飛び火に巨狼は戸惑った。てっきり真鈴の事についての話になると考えていたのに朱里が訊ねて来たのは自分ごろうが駅裏に居た理由についてだった。おまけに妙な方向に勘違いされている。


『そりゃ他の男子に比べるとこのクラスにおける俺の評価は決して芳しくはないだろうな。松坂おうじ佐藤てんしみたいに爽やかで優れた容姿でもないし山本みたいに人当たりが良くて如才ないタイプでもないからな。』


と彼は思った。まぁそうなることを分かっていながらわざと構わなかったせいもあるがクラスの中で自分が変人として浮いているだろうことは想像できた。

今更それに ”エロ本好きの変態野郎” という称号を得たところでそう変わりはない・・・いや・・やっぱり普通にイヤだわ、それ!



「俺はあの本屋、 谷口書店 を路地代わりに使っているだけだ。そこで本を読んだり見たりしているわけじゃない。駅裏に行ったのは探し物をするためさ。」


「探しものって何?」


「いや、それは・・まぁ探しものさ。」


「言えないの? やっぱりいかがわしいものなんだ。」


「いや、いかがわしくないって! その断定的な言葉尻、やめてくれる!

ああぁ~~ 店だよ、店! 店を探してるだけだ!」


「ふーん、お店を探してるの? 何の店?」


「・・・それは・・個人的な情報だからちょっと・・な。」


「つまりいかがわしいお店って事なのね。」


「俺はいかがわしいものに触れていないと死んでしまう病気か!」



巨狼と朱里の二人が言い争いをしている間に教室の後ろのドアがスゥッと開いて小柄な女子生徒が教室へ入って来た。ラビットスタイルのツインテールと可愛らしい顔立ちが小さくまとまった可憐な容姿の女子生徒は白兎尾 真鈴その人だった。その姿を目ざとく見つけた朱里は巨狼にくるりと背を向けると彼女に駆け寄った。



「遅いじゃない、真鈴! 一体何をしてたのよ!? 連絡しても返事もないし!」



真鈴はきょとんとした顔で答えた。



「ごめん・・・思いっ切り寝過ごしちゃって。大慌てで家を出たから何にも見てなかったのよ。」


「寝過ごしたって・・それだけなの? 遅くなった理由!?」


「うん。そうだよ・・・え、他に何かあると思ったの?」


「真神君が昨日、駅裏の三丁目で真鈴を見かけたって言うから。あんな危ないところに一人で何しに行ったのよ?」



ラビットツインのおさげ髪がフワリと回ってくっきりした二重瞼の愛らしい瞳が巨狼の方を見た。そこにごろうが立って居ることに初めて気づいた感じの反応だった。



「昨日駅前をぶらぶらしてたら真神君の姿が見えたからふざけ半分でこっそり後を付けて行ったの。そしたら駅裏に行っちゃった。」


「だったら戻って来ればよかったでしょ?」


「そうなんだけど駅裏の歓楽街ってどんなところかなって前から興味あったんだ。ほら、OLのお姉さんたちがよく話してるじゃん。だからそのままついて行っちゃった・・テヘッ! でもその後、真神君に撒かれ・・見失っちゃったけど・・・

真神君、私が後を付いて行ってた事、知ってたんだ?」



巨狼は ”コイツ(まりん)見た目は兎みたいに可愛らしいが中身はなかなかの狸か狐だぞ ” と感じていた。


『ありゃ最初っから尾行する気満々の動きだったじゃないか。

だいたいさっき、()()()()って言いかけてたし・・・ テヘッ じゃねえよ。

つまり俺が尾行に気付いていた事に気付いてたって事だろ。全部偶然なんかじゃないって事だ。


でもまあ何事もなく無事帰って来れたんなら良かった。言い分の多少の不合理さには眼をつぶることにするか。ただ気になるのはどうやって犬伏達の追い込みを躱したのかってことだ? 

八葉ヤバ高の奴らの話だと煙みたいに消えちまったってことだったがそれが本当ならこの兎娘ホントに狐狸妖怪のたぐいって事になるが?』



そう考えた時不意にこめかみの辺りにピリッとするような視線を感じた。視線の元を辿るとそこは朱里の悔しそうな眼があった。まるで被疑者の起訴を断念した検察官のような表情だった。彼女は首を小さく左右に振りながらボソリと呟いた。



()()()()()()は罰せず! ってことになるのね。」



いや それことばが別のものに入れ替わってるぞ! と胸の中で無言の突っ込みを入れて彼は二人の女子生徒を見た。丁度朱里が真鈴に昨日の事を訊ねたところだった。



「それじゃ真神君を見失った後は何事もなく無事に帰って来れたって事なのね?」


「ウーン、無事だったけど何もなかったわけじゃないわ。」


「え・・何があったの?」


「よその高校のヤバそうな連中に追いかけられて捕まりそうになったの。」


「エッ、どうやって逃げたのよ?」


「店と店の塀の間の道って言うか狭い隙間を無理やり潜り抜けたら行き止まりになって・・・でもそこにあったお店の裏口から中に飛び込んでかくまって貰ったの。でどうにか無事に家に帰れたってわけ。おかげで制服と背負いリュックは擦り切れてボロボロになっちゃったけど。」



巨狼は思わず聞き耳を立てた。赤髪の男の仲間が話していた通り行き止まりになったその後どうなったのかという内容だったからだ。


「お店って呑み屋さんか何か?」


「ううん、違う。何か40歳くらいのおばさんが一人でやってる店でね。なにを売ってるんだろう? よくわかんなかった。 どうしたのって? 聞かれたから変な人達に追われているんですって言ったら そう、じゃこっちへいらっしゃい。 って言って奥の部屋へ行ったの。そこでその店主おばさんとしばらく話をして時間を潰した後で帰って来たのよ。」


「偶然親切な人がやってるお店があって良かったわ。変なお店だったら追っかけて来てた連中よりヤバかったかもよ。 で、なんていう名前のお店なの?」



朱里の問い掛けに答えた真鈴の何気ない返事が次の瞬間、マイナス196℃の液体窒素を脳内にぶちまけた如く巨狼の思考を凍り付かせた。



「お店の名前は【 パンドラの匣 】って言うの。」



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