表紙FA①(3)
(まさかの更に続き)
★砂礫さんへの表紙FA
三度目の正直。(イミフ)
レイヤーが下からの順。
①背景
②女の子三人
③男の子チビキャラ四人
④犬
⑤題、作者名
これを全部重ねると、上のイラストになる。
⬆これ実はフラグです。
大事なことなんで三度書いた、とも言う。
既にやらかしの内容予想ができている方もいらっしゃるかもです。
──でも、一旦置いといて。
「よーしキャラを描くぞォ!」
そんなわけで、まずは線画からですが。
その前に下描きが待っている。
②の女の子キャラ達は『それぞれ独立でポージング』。
③のメンズが『四人』なのに対して、②は女の子『三人』というよりも、女の子『一人×3』って感じです。つまり等身とか大きさとかを合わせる必要がありませんので、ある意味③より楽です。
主人公ヴェリノを大きく描いて、他二人はスペースに応じつつ、エリザ(※手前の『悪役令嬢』を選択した女の子の使用アバター名)はやっぱりツンデレみと縦ロールが入る感じで大きめに。
残りのスペースにサクラ。(※後ろの『ヒロイン』を選択した女の子の以下略)
なので下描きレイヤーは三人分、それぞれに分けます。こうしておけば、大きさや配置の調整ができるわけですね。
構成用に使ったラフは、下絵としての使い物にはならんかった。案の定。
普段は紙に下絵を描いて、取り込むんですが。メンズNPC達はこれです。
なにを思ったか(覚えてない)この日は、『下絵もこのまま描こう』と。
なので下絵レイヤーを作り、下に大きさと位置確認にしか使えないラフを10%ぐらいで敷いて、向きもポーズもラフと全く違う下絵を描きました。
違うことも下絵直書きも、それ自体は別にいいんだけどさ……
とにかく上手く描けない。
上手く描けなくて修正地獄。
上手く描けないことと直書きか紙かというのは関係ないです。
実際エリザとサクラは紙に描いた下絵を取り込んだんですが、結局それを元に直書きでも下絵を描かねばならなかった。
そしてそこでも修正地獄。
紙で見たときは変だと思わなかったのに、トレースして線画にするとおかしくなるあるある。からの、直に下描き。でも上手くいかずに紙、しかし……の地獄ループ。
もう、リアル賽の河原。
暫く描かなかったせいなのか、描いても描いてもなんか上手くいかない。
エリザに至っては「あれ? 縦ロールってどう描くんだっけ……(困惑)」とか言い出す始末。
久々に描くと色々忘れる……
まあなんとかかんとか、それでも女の子三人の線画完了。線画時も、修正と大きさや位置の調整で困らないようにレイヤーはキャラでわけます。それぞれのフォルダを作り、纏めておくと後々困らない。
以前の砂臥はこれを忘れて痛い目に遭うことが多かった。今は忘れないけど、統合したあと消しちゃった系の痛い目には割と遭う。馬鹿か。
男子四人はミニキャラでトレスなんで、まあチャチャッと……この辺後々めっちゃ反省してます。
ペンの選択ミスった。
私、ペンツールで選択するペン先がほぼ固定でして。固定が悪いとは言わないんですが、もっと色々試してみてからの方がいいと今更ながら。
まあ今回については、固定の範囲でも選択をミスってたんですけどね(爆)
それはそれとして。
アイビスペイントを使うようになった当初は結構変えて試して、大体いくつかに固定したんですが……今は昔と違いプレミアム加入。使えるモノも増えたのに、あまりその辺を意識したことなかったんです。
適切でないペンを使ったな、と後になって思いました。ちゃんと試して選択した方が絶対仕上がり綺麗だった。悔しい。
チャチャッとについて言うと、雑なのは雑ですが、いつもに比べたら丁寧です……私の制作時のデフォルトが雑過ぎる。これは性格というか、丁寧さが身に付いてない。
別に雑にやろうとは思ってないんですけどね、結果として雑になるタイプ。丁寧に描くってそれ自体難しいと思う。
多分私みたいな、せっかちで飽きっぽいタイプの『集中出来ずに雑になる人の解決法』は、見直しと修正じゃないかな。
最初から丁寧にやるよりも、ある程度出来上がってから、その後の見直しと修正を増やした方のが良さげな感じ。
ちなみに時間を決めて休憩をこまめに取る、とかは私にはイマイチでした。集中してない時は休憩まで集中できないし、集中できてるときは邪魔。『キッチンタイマー等を使い、短く時間を決めてやる』のがまだ良かったかな。あまり長い時間設定だとどうなるか読めないからあんまり意味ないというか。
あと、完成すると嬉しくて誰かに見せたくなるの、ホント駄目。
……自己顕示欲の塊かな?(聞くなよ)
見直しがヌルくて完成後に直したくなるんですよね。本当は誰かに見せる前に、見直し修正をしっかりすべきなんですけど。
どうにかならんのか、考え中です。
制作に話を戻すと。
グリザイユはまずグレーで濃淡を着けるんですね。
キャラクターのレイヤーの場合、まず一番下のレイヤーに白でシルエットを置きます。このシルエットにグレーで彩色していきます。
最終的に線画レイヤーをどこに置くべきか未だにわからんのですが、とりあえず一番上。
中間でグレーを置きます。じゃないと線画が見えなくなります。(※レイヤー濃度と指定によっても変わります)
コレがまた、上手くいきません。(死)
これを機に色々試してみて『薄めのグレーを濃度40%乗算で重ねて置いていく』のが比較的楽なのではないだろうか、と。
複製と濃度変化で簡単に一部を濃くできるし、『これはどのグレーだよ……』ってならない。
なにしろスポイトはレイヤーの指定を変えるとアテにはならない……!
いちいち普通に戻すの面倒だし、そもそもレイヤーの指定を変えたのをすっかり忘れ、しかもなかなかそこに気付けず『ああああなんでココがこうなるんじゃあぁ……イミフ! イミフ!! なんだコレなんかの呪いかぁぁぁぁ!』と叫んだこと数回。これには散々煮え湯を飲まされた……!(※ただの愚痴。やり慣れてればすぐ気付く案件です。描いてないからこうなる)
あ、もっと賢く効率的にグレーがイイ感じに塗れる方法をご存知の方。ぜひ教えてください。
まあ、この時はグレー(色わけ)で塗ったんですけどね。ここで浅はかな砂臥は思いました。
「大きさと位置も大体決まったことだし。 グレーの色わけ面倒臭いから、人物はレイヤー統合して塗ったら早いよね!」
お わ か り い た だ け た だ ろ う か。
上に戻ってみましょう。
フラグ回収です。
『これを全部重ねると、上のイラストになる。』
➡︎重ねると(※重要)
そして前回、アイビスペイントの素晴らしさと素材の豊富さを語った記述を思い出して頂きたい。
そう。③の塊には、キャラ以外に素材も含まれる……メンズNPCの『下』、②の『上』に、素材が入るのです。
素材を非表示にしていたのもあって、割と長い間全く気付かなかったポンコツぶりよ……
最早なんの作業をしてた時かは忘れましたが、グレーを全部入れ終えて(←)暫く経ってからだった筈。
「あれッ?! コレくっついてたら素材入れられないじゃん!?」
そりゃね。(素)
結果としては簡単な修正で済んだんですけども。
そもそもいちいち別レイヤーにしていた理由……!!
実際レイヤー増えてくるとわけわからんくはなるんで、あまり増やしたくないわーとかもあるんですけど。まずレイヤーの管理が悪い。
これはすぐ直せるんで、とりあえずフォルダわけをこまめにしてます。名前は相変わらず『白目』とか、目立たないけど重要な箇所にしかつけてないです。多分習慣化しないから。
あと手順の把握が弱いですね。
これは『手順を忘れない』のも大事ですから、やり方をノートに書くとかしようとも思ったんですけど……前それやって、使いたい時に出てこなかったんですよね(笑)
それにこの手順が正しいのは今だけかもしれないし。もっといい方法があれば変えるし。
根本としては、やっている作業への理解ですよね。理解が深くなればどこを簡略化していいかがちゃんとわかる。(※わかってないのにやるから、やらかす)
まあ色々失敗はあったんですが。
なんにせよ、兎に角やり直しが多い!
総括としての反省は、やっぱり作業にあんまり間を空けないことが重要なのかな~と。
忘れた慣れないがネック。
なので今年は、なるべく間を空けずに描いていきたいです。
★活動報告用の挨拶イラスト




