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僕は傲慢な教師を排除するために動く

今回は前回の話に出てきた理沙に絡まれるところからのスタートです

ようやく7日目に入った・・・・光晃にとってはこの日が終われば休みが2日ある

ですが、実習生にとっては2週間目がいろいろと大変なところ

では、どうぞ

 教育実習生が来てから今日で7日目。今日が終われば明日は休みだから今日さえ耐えれば……今日さえ耐えきれればそれでいい。昨日は散々な目に遭った……醤油を買いに出たらスーパーでバカな教師に絡まれ、援交していた理沙とオッサンに絡まれるし


「い、岩崎、お、おはよう」


 僕の平穏な朝は目の前の女によって壊された。その女とは昨日オッサンと共に絡んできた理沙だった。僕の平穏な朝を返せ


「何の用?昨日の恨みでも晴らしに来たの?」


 昨日の言動からして逆恨みで僕を狙いに来る事は十分に考えられる。この女もこの女と一緒にいたオッサンも


「ち、違うし!アンタにお礼を言いに来たの!」


 はて?礼を言われる事したかな?うーん、思い当たる節がない。僕を狙いに来るならまだしも礼を言われる事をした覚えが皆無だから、礼を言われる覚えはない


「は?礼?僕は君に礼を言われる事をした覚えはないよ」

「ううん、してくれたよ私の家族を取り戻してくれたよ」


 は?この女の家族を取り戻した?何言ってんだ?僕はただ担任からバカな話を聞かされたのとスーパーでバカに絡まれた鬱憤を原因であるこの女とオッサンで晴らしただけに過ぎない。


「それは勘違いだよ。僕は担任にバカ話を聞かされたのとスーパーで教師に絡まれた鬱憤を原因である君で晴らしただけ。家族を取り戻すなんて事をした覚えはないよ」

「それでも、私のお母さんに説教してくれた……あの後、家に帰ってお母さんに謝られたし」


 そう言えば理沙のバカ母とオッサンのバカ妻を最後に脅したっけ?僕が絡まれた腹いせにだけど


「それもこれも僕の憂さ晴らしの為にした事だよ。君の為じゃない。全部自分の為だよ」

「それでもだよ。ありがとう、岩崎」


 秀義といいこの女といい、僕の周りに集まる人間はポジティブな人間が集まるんだと思う。


「あ、そう。ま、家族が戻ってきたのを僕のおかげって思いたければ勝手にそう思っていれば?」

「うん!勝手にする!」


 教師や教育実習生の持論は迷惑な事この上ないけど、同級生の思い込みくらいは認める。さすがの僕も自分にとって害にならない人間の思い込みは否定しない


「さっさと戻らないとHR始まるよ」

「あ、うん。じゃあ、また後でね!」


 また後でって後があるの?秀義よりは迷惑な存在じゃないから別にいいんだけど、何回も何回も来られると身が持たない。


「さて、サボるか」


 HRが終わり、1時間目が昨日スーパーで絡まれた教師の担当する数学だ。こうなった場合の選択はサボる。それ以外考えられない


「岩崎、どこに行くの?」


 サボろうと思って教室から出ようとしたところで理沙に声を掛けられた。今日は秀義が絡んで来ない代わりにこの女に絡まれっぱなしだ


「1時間目が僕にスーパーで絡んできたバカ教師だからサボるんだよ」

「あー、あの傲慢教師か……」


 理沙も僕と同じ事を思っていたのか……僕以外に傲慢とか思われている時点で教師として終わりのような気がする


「そ、君と会う前にスーパーで絡まれたし、学校でも絡まれるなんて疲れるからサボるね。じゃあ」

「待って」


 教室から出ようとした僕を理沙が止める。今度は何だ?サボるなとか言わないよね?


「何?今更サボるなとか言わないよね?」

「サボるなとは言わないけど、私達女子の間じゃ岩崎の教師を罵倒するの結構アテにしてる子もいるんだよね」

「は?何言ってんの?」


 言われている意味がわからない。僕の教師を罵倒するのをアテにしているってどういう意味で?


「いや、数学担当は結構傲慢だし、正直迷惑している女子って何人もいてさ……」

「だから?何?今日もアイツ罵倒していいならサボらないけど、どうする?」


 理沙の口ぶりからするとお願いだからサボらないでほしい。女子を助けてほしいって遠回しに言っている。というか、完全に助けてほしいって言ってる


「してもいい。してもいいからサボらないで」


 ま、憂さ晴らしとスーパーで絡まれた仕返しをするにはちょうどいい。恥かくの僕じゃないし、あの教師をこの学校から排除できたら儲けものだと思って引き受けるかな


「どんな事になっても知らないよ?ヒントは昨日の君の母親」


 もう答えを言ってるようなものだけど、あの教師はこの学校でやり過ぎたみたいだ


「そ、それでいいよ」


 理沙は昨日の事を思いだして狼狽えている。まぁ、理沙本人も脅したから怖いのは仕方ない


「あ、そう。ところであの数学担当を排除するのに手を貸してほしいんだけどさ、協力してくれないかな?」


 学校で絡まれるのは仕方ないけど、プライベートな時間まで絡まれたらたまったもんじゃない。あの数学担当が夜のパトロール担当なんてした時には塾に通っているなんて話を聞きそうにない。人の話を聞かず、学校では自分が偉いと思いこんでいる教師には消えてもらおう


「べ、別にいいけど、私に何をさせる気?」


 理沙は難しい事を考えているようだけど、そんなに難しい事をさせる気はない。もちろん、公序良俗に反する事もね


「別に。あのウチのクラスにいる被害者を集めるだけ集めてアイツにされた事を今日の1時間目でバラすだけ。タイミングはそうだなぁ……僕が絡まれて一通り罵倒したらね」

「う、うん……みんなにはメールで伝えておく」


 これでクラスの女子連中は協力してくれるだろうし、あの性格だから男子にも評判悪いだろうな……


「さて、始まるまで一眠りするかな」


 僕は1時間目が始まるまで一眠りする事にした。あの数学担当は僕が寝ていても起きていてもアイツは僕に絡んでくるだろうし……


「光晃!」


 今日は絡まれないと思っていたけど、今日も絡むんだね。秀義は。今日は静かに過ごせると思ったのに……


「秀義、何か用?」

「いや、お前が女子と話しているなんて珍しいなと思ってな!」


 僕が女子と話しているのがそんなに意外か?ま、意外だろうけどね。


「別にあっちが勝手に絡んできただけだよ。今は協力してもらっているけど」

「そうか!」


 相変わらずウザい奴だ。ん?そう言えば、秀義って僕以外に友達とかいたよな?少し聞いてみるかな


「秀義、今日の1時間目って数学だよね?」

「ああ!そうだな!それがどうかしたか?」

「うん、数学担当の評判ってどうなのかな?って思って女子からは嫌われてるみたいだけど」

「光晃、お前教師の名前を覚える気ないのか?」


 教師の名前?僕が尊敬できるなら覚えるけど、尊敬するに値しない教師の名前なんて覚えるだけ時間と労力の無駄だし、数学担当で十分だ


「ないよ。それより、あの数学担当の評判ってどんな感じ?」

「ああ、アイツは男子の間でも評判は相当わるいぞ?自分思い通りにならない生徒は成績を盾に言う事を聞かせるって評判だし」

「あ、そう。じゃあ、アイツにされた事を1時間目でバラすから」

「あ、ああ。わかった」


 珍しく秀義が止めろって言わなかった。つまりコイツもあのバカを疎ましいと思っているのか


「じゃあ、1時間目が始まっても僕を起こさないでね」

「ああ、わかった」


 秀義との話が終わり、1時間目が始まるまで眠りに就いた。寝ていても起きていても絡まれるんだ。僕が起きていても仕方ない


「おい!!起きろ岩崎!!」

「ん?あれ?もう始まってる?」


 僕はものすごい怒鳴り声によって起こされた。この学校の教師はバカが多いけど、コイツは輪をかけてバカだ。


「僕の授業はそんなに退屈か?どうなんだ?岩崎?」


 おー、おー、昨日スーパーで恥かかされた仕返しかな?今日は絡み方が一段とウザい。もう教師じゃなくてその辺のチンピラと同じだよ


「先生、前にも言いましたけど、退屈だから寝るんですよ。それにいい大人が高校生に絡んで恥ずかしくないんですか?あ、昨日スーパーで僕に絡んで恥なんてかき飽きてますか?」


 僕の発言で男子は笑いを堪えているけど、女子はそうじゃない。何人かは静かにだけど、クスクスと笑っている。よく聞くと男子の方からもクスクスと笑い声が聞こえてくるし


「くっ!貴様!言わせておけばっ!」


 コイツがどうして教師になれたか不思議なものだと思う。こんな傲慢な態度でどうやって実習に合格したか疑問に思う


「先生、大学で教わりませんでしたか?生徒は男子なら君、女子ならさんを付けろって。それとも、その頭に脳みそ詰まってますか?あ、ひょっとして学校を自分の王国か何かと勘違いしてませんか?」

「そんな事はない!!」


 僕の意見を真っ向から否定するけど、言ってる事と態度が一致してない。口では否定してるけど、態度がそれに伴ってない


「いや、そんな事あるでしょ?まぁ、先生が学校をどう思っていようが勝手です。制服で買い出ししていた僕も悪いとは思いますけど、買い出ししてただけなのに絡まれたんじゃたまったもんじゃないですよ。中には家の事情で幼い妹や弟の世話をしている人もいると思うんですけど、貴方は幼い妹や弟を連れた生徒を誘拐だって絡むって容易に想像できる自分がいて怖いです」


 僕が言った事は全て仮定の話だけど、このバカ教師ならやりかねないし、実際にやりそうで怖い


「僕がそんな事するわけないだろ!!」

「いや、貴方は昨日の自分の行動を思い返してみてください。スーパーで醤油を買い出しに出ただけの僕に絡んできましたよね?それでもそんな事ないって言いきれますか?」


 これで自分の行動を思い返せないのならコイツは本当のバカか精神が子供のまま身体が大人になったと言ったところか


「そ、それは……制服で出歩いてた貴様が悪いんだろ!!」

「昨日の夕飯は刺身にする予定で醤油を慌てて買い出しに行ったんですよ。それとも貴方は僕が家で料理する格好まで指定するんですか?」

「く、くそっ!!」


 僕の言う事に対し、反論できなくなったようだけど、僕はコイツをこの学校から消すつもりでいる。黙ったところで容赦はしない

今回は前回の話に出てきた理沙に絡まれるところからのスタートでした

理沙の処遇がどうなったか?はこの7日目ではっきりさせますが、それは昼休みに

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました

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