7話 炎
なぜレベル5になっているんだ?!
俺はどこかにレベルアップするような要素があったか?!
ソフィアは、、上がってないのか。
どうなってんだ、
このことについては深く考える必要がありそうだ。
さて、これからどうするか。
「ソフィア、これからどうする?ダンジョンに行くか?」
「まず街へ行ってみませんか?」
明るい声だった。いや、そんなことよりも、
「街があるのか?!」
「はい!とっても綺麗な街ですよ!」
俺のことを仲間だと思ってくれたのか、とても優しい。
街があるなら行ってみたい!
「よし、いこう!」
こうして俺たちは街へ向かうことにした。
3日歩いてようやく街へついた。
人がたくさんいる!にしても、まず宿屋を探さないとな!
ってアレ?俺金とか持ってなくね?
何も出来なくね?・・・・・・
街来た意味ねぇぇぇぇ!!!
そう思い深く落ち込んだのだがそうでもないみたいだ。
ここは街だからクエストが受けれるらしい。
そしてそのクエストをクリアするとなんとお金がもらえると言う。
実にいい話じゃないか!!!
よし、早速クエストを受けに行こう!
取り敢えず適当にモンスターの巣窟でモンスター10匹退治にしよう。金貨10枚が報酬みたいだ。
と言っても俺はこの国の金貨10枚の価値が分からないんだがな!
後でソフィアに聞いたところによると、なんと銀貨1枚で装備品が1つ買えるらしい。
ぼろ儲けじゃないすかっ!
いや、俺たちはダンジョンの恐ろしさを知っているからな!この間だって死にかけたんだ。慎重に物事を考えないとな。
取り敢えずクエストをしに向かうことにした。しかしその巣窟はかなり危険だった。
でも戦えないほどではない!
頑張れば、いける!
ドゴォン!
何かの音がした。音がした場所を見るとさっき倒した倍の量の敵がいた。
ヤバイ!
これじゃ、またソフィアが!!
ソフィアを守ろうと手をかざした時、
その手から炎が溢れ出した。
これは、あの敵の炎?!