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異世界来たけど普通になりたい。  作者: アメミヤ イツキ
一章 村編
3/7

3話 冒険仲間ソフィア

村長?的な人が意味のわからない事ばかり言っていたので詳しく聞いてみることにした。

まず、俺は勇者的な存在らしい。

童話とか、その辺に書かれていた伝説の勇者だ。そしてもう一つ俺は大事なことを聞いた。どうやらこの世界にはレベルという概念があるらしい。

この世界に来たばかりの俺は当然レベル1だ。だが、驚くべきことにこの世界の住人のほとんどがレベル1らしい。

俺のイメージではモンスターを倒せば経験値でレベルが上がる的なことかと思ったけど。

どうやらそうじゃないらしい。

「じゃあレベルを上げる方法はなんなんだ?」

「まだレベルを上げる方法がわからないんなのじゃよ」

(なんじゃそりゃ。)

相手のレベルはチーム(?)みたいなのを組んだら分かるらしい。

まあ、その辺のことはよくわからん。

で、俺は勇者なわけだが、やはり勇者がいるとなると悪魔とか、モンスターとかと言った敵対する奴らもいるらしい。

この人達は、その敵対する奴らを俺に倒して欲しいらしい。でも、この世界のことを知らない俺がこの依頼を受けるべきではないと思う。

だから、ここはカッコつけずにきっちり断っておこうと思った・・・のだが、

勝手にチームを組まされ成り行きで近くのモンスターの巣に行くことになってしまった。

しかし、運が良いことに相手はなんと女子だ!これからの旅の仲間になりそうなので名前を聞くことにした。

「君の名前はなんて言うの?」

「仕方ないから教えてあげるわ、

私の名前はソフィアよ。ソフィアさん

と呼ぶがいいわ」

(うわ、めんどくさい人だなこれ、)

「あぁ、よろしくソフィア。俺の名前はシュンヤだ。俺のことはシュンヤで良いよ」

「シュンヤ、私のことはソフィアさんでしょ!」

「分かったよ、ソフィアっ」

「なっっっ、!」

(なんか、楽しい!)

そうこうしてるうちに巣の入り口まで着いた。

とても薄気味悪かったが、ソフィアはなぜか自信満々だった。

何故だろうと思ったがその理由はすぐ分かった。

彼女のレベルは3だったのだ。



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