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さくら

作者: 新屋はる

桜の季節になった

桜は何も言わない

何も言わず じっと咲き続けている

まるで人の気持ちが分かっているかのように


桜の季節になった

桜は見ている

何も言わず じっと僕らの姿を

まるでお天道様のように


桜の季節になった

桜は感じている

何も言わず じっと自分の姿を

まるで人間と花見をするかのように


桜の季節になった

桜にも『ずっと』はない

何も言わず じっと考えている

まるで今後のことを悟っているかのように


桜だってそうだ

人間と同じように

期限がある


もしも桜が1年中先続けていたら

人間は桜に魅力を持ち続けられるのか


桜の咲かない季節があるから

魅力を感じるのだろうか


複雑な桜


そんな桜に魅力を感じるんだ




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