プロローグ
「ん? どこだここ? たしか明け方までネットゲームしてて寝落ちしたはずなんだが……?」
見渡す限りに広がるのは、まっ白な空間そこに自分の座ってる黄金のベッドにしかれた輝く純白のシーツが妙に違和感がある。
「起きたか人間よ」
「ファッ、え? 爺さん何? え?誰?」
俺しか居ないと思ってた空間に突如現れた長く白い髭を生やした仙人みたいな見た目の爺さんにめちゃくちゃ心臓が止まるかと思った。吃驚した的な意味で。
「……爺さんではない、我は○。○だ。」
「え? 何? 我は、の後が聞こえないんですけど」
「ふむ…人間の魂では○。○存在が理解出来ぬか、我は人間が呼ぶところで例えるとするなら、神という概念に当たる、そしてこう言えば伝わるであろうか? そこな人間には神様転生してもらう」
マジもんの神様キターーー、めっちゃ存在感がハンパない、てか神様転生ってあれだよな?チート的な超能力とか貰ってドラゴンとか倒す的なアレ、こんな事もあろうかと思って一応俺の考えた最強の能力があるんだよなぁ、やっぱ能力で一番強いのは時間停止系、だと思う!
「了解です神様アニキ! 略して神ニキ! えっとそこで能力なんですけど、時間停止系のが……」
「それでは転生せよ、アバブラカタブラ。○。。○ハァッ」
「ガヘェッ、アエッちょっ待って、能力は!?チートは!?ァァーーぁぁ吸い込まれる~」
神ニキが目をクワッってさせたかと思うと目の前に小さなブラックホールが現れて一気に吸い込まれてく、チートとかまだもらってないんだけどまじなの?このまま転生なの? え?まじ?ぁぁ~~……こ、この吸引力まじやばい、ダイ○ン並みだわ……。