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穢之endD 聞かない
「あのさ……」
「なに?」
「えっと、珠が見つからなかったら儀式は中止になる?」
「前例がないからわからないけど、神社のほうでなんとかするみたい。中止にはならないんじゃないかしら」
手に珠が宿ったなんて、頭がおかしくなったと思われるのがオチなので、やはり聞かないことにした。
「へーその儀式っていつやるの?」
「丁度私たちが帰る日の夜よ」
手も痛まないし、あの晩おきたあれはきっと幻に違いない。
帰る日の前日、穢之さん、厭紀さんと伍糸さんがやってきた。
「調べたらうちの大学が静華ちゃんとこの高校の近くにあったよ」
「本当ですか!?」
「ああ、すごい偶然だよな」
「夏休みが終わっても会えるな」
【バッドend・・物知らぬ神】




