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共通バッドend 引き返す
私は咄嗟に逃げてきてしまったが、もしかしたら――――
神主さんが何かを隠したくて、誤魔化した可能性だってある。
私は再び階段を登ろうとして、なにかに気がつく。
それはここから下を見たら、縁日の場所ではないこと。
―――あれ?
この先の神社は縁日を開いていた神社じゃないんだろうか。
階段を登るのはやめて、この神社の反対側へまわってみることにした。
―――案の定、荒れた神社がある。
その物々しい雰囲気のある建物の造形に気をとられた私は、背後にせまるなにかに気がつかなかった。
肩を叩かれ、振り向くと――――――
「キャアアアアアア」
【badend...知らなければ、後戻りもできただろうに】