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縒彦endB 有耶無耶
どちらを選べばいいかわからない私は、仕方がないのでバックして神社を出ることにする。
そしてなにかが砕ける音が聞こえ、明るい空がでてもう朝になったのかと思ったけど違う。
――たぶん既に朝だったのだろうし、モヤが晴れるように消えていたので神社の周りだけついさっきまで暗かったようだ。
「帰ろう」
「はい…でも」
織鉉さんと話をしなくていいのだろうか、そう思っていると―――
「また来る……」
彼は去り際に織鉉さんに向けてそう呟いた。
いつかこの兄弟がわかりあえる日がくるといいなとおもう。
「生まれたときから別の家に暮らす双子か~」
「同じ双子でも俺達とは違うな」
口下手な縒彦さんに代わり、三人に説明と相談をしてみた。
「オレは妹持ちだから参考にならないだろうが、他人の介入はいらないだろう。特に向こうはよく思わない筈だ」
「そういうものですか、私には兄弟姉妹がいないので、わかりませんけど……」
「まあ時間が解決するさ」
この数日、皆と色々できて楽しかった。
「また今度会えるといいですね」
「ああ、そうだな……」
縒彦さんは別れを惜しむように暫く私を抱き締めた。
【ノーマルend・・夏の終わり】




