入学式
この小説を読んで頂きありがとうございます!ストーリーは筋金入りの天文少女、小泉 雪は天文部に入りたくて、超エリート高校に入学!そして、入部するとそこには男の子しか居なかった!恋愛無経験の雪はいきなり逆ハーレム状態に!そこからドキドキが止まらない! みたいな小説です。私自身、天文学が大好きですから、もう書くのが楽しくて仕方ありません!是非是非最後まで読んで頂けると嬉しいです!
桜が舞い散る。風が吹いて髪がなびく…。桜吹雪がとても綺麗…。まるで今日の私をお祝いしているみたい…!
「これから平成27年度入学式を始めます。」
そう。私は新入生。去年猛勉強したおかげで志望校に見事合格したのだ。
「新入生の皆さん。この学校は正直、レベルは高く、問題も難しかったと思います。そして、そんな中選ばれたあなた達は選ばれたエリートなのです!さぁ!この神永絵高等学校での生活を楽しんで下さい!」
私がこの高校に入りたかったのには理由がある。私は天文学好きだ。私が住んでいる地域の高校は天文部がある所が殆ど無かった。成績が下の方の学校で1つ。そして、もう1つの選択肢がこの神永絵高等学校だったのだ。この学校のレベルは凄く高くて大変だったけど、天文部に入る為なら頑張る事が出来た…!
待ちに待ったクラス発表。と言っても同じ中学校だった子は1人もいないし、顔を知っている人すら、いなかった。でも、このクラス発表によって今年の学校生活が決まるのだから、やっぱり、大事な気がする。すると、
「クラスと、担任の先生の名前は昇降口前に貼ってあるので個人で観に行くように!」
と言われた。そこで新入生は解散した。
そういえば私の名前を言うのを忘れていた。私の名前は小泉 雪。得意教科は数学と理科!嫌いな教科は国語。文を書くのが1番嫌い!本を読むのもあんまり好きじゃない…。せいぜい漫画ぐらいかな?でも、天文学の本ならいくらでも読めるの!だって星って凄く魅力的だから!毎日天文学の本を読んでいたからか、中学校では資料集の星座のページの間違いに気付いたほど!先生も
「こ、小泉さん。凄いわね…!」
と物凄く驚いていた。まぁ、天文学の知識なら誰にも負けないって事かなー?だから部活は天文部に絶対入りたい!
そ、そうだ!忘れてた!クラス発表!そうして、急いで昇降口に行こうとする…。あれ?ここどこだ?どうやら迷ってしまったらしい…。困っていると
「どうしたの?君新入生だよね?どうしてここにいるの?あ、もしかして迷っちゃった?」
と、1人の男子学生が声を掛けてくれた。
「は、はい…。昇降口に行こうとしていたんですけど、いつの間にか自分がどこにいるのか分からなくなってしまって…。
「いいよ!僕が案内してあげるよ!付いてきて!」
そう言って手を掴まれた。男の人と手を繋いだ事が今まで1度も無かった私は妙に緊張してしまった。そんな事を考えているうちに昇降口に着いていた。
「はい!到着ー!それじゃあ気をつけてね。迷子の迷子の子猫ちゃん♪」
胸の鼓動が速い…。なんだか、ドキドキしている…。もしかして、これが恋なのかな…?もうクラスなんてどうでもよくなっていた…。(一応見たけどね!)
家に帰ってもまだ、あの人の事が忘れられない…。あの校章の色…。3年生…。先輩…。あの人の事が頭から離れなくなっていた…。
いかがでしたか?まだ入部していないので面白くは無いんですけど、どんどん書き進めていくので!しばらくは更新しまくります!是非是非チェックして下さいね!