何故か旧ソ連に来てしまった!?
これ今日の夢の内容を元に制作しておりますので・・・そこのところ宜しくお願いします・・・。
・・・あれ?此処何処だ?ああ、そうか。俺は今まで寝てて・・・。
起きたら・・・。
一日前に遡る。
・・・さてと・・・此処は何処だろう・・・。
・・・寒いな・・・。
それに人も沢山・・・。
「君がミハイルだね?同志。」
ん?・・・何処かで見たことのある顔だが・・・しかも同志って・・・。」
「はい、スターリン同志。」
って!?勝手に体が!?てかやっぱりスターリン!?
「じゃあ彼を殺してくれ。」
指を指す。
その先には木に括りつけられている人が居た。
「え?」
俺はつい発言してしまった。
「どうした?あいつは労働から逃げた卑怯者だぞ?同志。」
「分かりました、スターリン同志。」
・・・とりあえず気分を損なわせたら俺は殺される。こんな状態で死ぬのは嫌だ!
「では宜しく頼むよ?同志。(拳銃を渡す)」
スターリンが離れる。
「(受け取る)」
トカレフTT-33か・・・安全装置無いよな・・・そして済まない。
「(銃を構える)」
と言っても撃つ事は初心者だから手を被せるだけだが。
・・・一発。
ズダン!
右肩辺りが赤くなってきた。多分右肩に着弾したんだろう・・・。
「おお、初心者なのに四十メートル先の肩を・・・。どうでしょうか?スターリン同志。」
「素晴らしい、その一言だ同志。」
「・・・(息を吸い、吐いて吸って・・・引き金を引く)。」
ズダン!
「うぐっ!?」
右腹が赤くなってきた。右腹に着弾したようだ。
・・・もう撃ちたくない・・・だけど・・・。
「よし、同志。射撃はもう止めて軍に入らないか?」
!?スターリンが俺を!?
「お役に立てるのなら幸いです、スターリン同志。」
そう言っておかないと死ぬからな・・・。
「よし、ゲオルギー・ジューコフ同志。」
「何でしょうか?スターリン同志。」
「彼を一人前の軍人にしたまえ。」
「!?」
俺は驚いた。
「分かりました、スターリン同志。私も彼から素質の一部を今見た気がします。」
「宜しく頼むぞ?同志。」
スターリンは立ち去っていった。
「・・・赤軍入りか・・・。」
「ミハイル同志。」
「はっ、はい。ジューコフ同志。」
「明日から訓練だ。良いね?同志。」
「はっ、はい!ジューコフ同志!」
そしてそのまま有難く夕食を頂きその日は寝させていただいた。
そして今に至る。
ということで自室である。
「えっと・・・時間割りは・・・(紙を見る)ふむ・・・成程・・・。」
コンコン!
「誰ですか?」
「ジューコフだ、同志。」
「!?ジューコフ同志!も、申し訳ありません。」
「いや、私が急に来たんだ。逆に此方が謝らなくてはならない。」
「それは違います、同志。・・・ところで私にどのようなご用事でしょうか?」
「朝飯前にちょっと一緒にランニングをな。」
「成程・・・。分かりました。直ぐ支度をします。」
「宜しく頼む。」
俺は勿論直ぐに着替えた。実際直ぐに出来るからだ。
「(外に出る)」
・・・
廊下
「申し訳ありません、ジューコフ同志。」
「いや、大丈夫だ。」
「ところでどの位走るのですか?」
「まず五キロ走るか。」
「分かりました。」
・・・
外
やはり寒いな・・・まあ走れば温まるだろうし・・・。
「じゃあ行くか。」
「はい。」
基本的な体だから大丈夫だよな?
・・・
「・・・同志。」
「何ですか?ジューコフ同志。」
「何故息切れを起こさない?」
そう、全く息切れがないのだ。
「さあ・・・。まあ呼吸法も一部ありますね。」
「どんな呼吸法だ?」
「まあ人によって違いますが自分は吸って吸って長く吐く、の繰り返しですね。他には吸って吸って吐いて吐いて、だったり。そこは試してから決めてください。」
「成程・・・スターリン同志にこの事言ってもいいか?」
「勿論です、ジューコフ同志。」
「有難う。さ、朝食を取るか。」
「何処で朝食を。」
「私の部屋だ。」
「!?えっと・・・ジューコフ同志?何故私のような者が・・・。」
「それはスターリン同志に認められてるからに決まってるだろ?私でさえ君に何かしてスターリン同志にその話が行けば最悪シベリア送りだ。」
「・・・有りえそうで怖いです、ジューコフ同志。」
「じゃあ行くか。」
「はい、ジューコフ同志。」
二人共歩き出す。
ただこの人が居なくなればソ連は・・・まあ最低でもモスクワは落ちるがな・・・。
そういえば今1938年だったな・・・3月には大粛清が・・・。
・・・それを言えば来年第二次大戦開戦か・・・大丈夫なんだろうか・・・。
・・・てかまず大前提に俺共産主義大っ嫌いなんだが・・・まあいつか俺が一番上になって解体し、ロシア作るというのも・・・いや無理だろ・・・。
まあまず第二次大戦を生き残る事だな。
・・・何かフラグのような気がしてきた。
まあ食べて今日の訓練に備えよう。うん、それが一番だ。
ご意見、ご感想、お待ちしております。