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めっちゃヒマ(執務室にて2)

※3話投稿してます。

「運動かあー。腹筋とかぁ〜?」

「あれ超キツい」

「え〜…スクワット?」

「死ぬ」

「腕立て?」

「却下」

「んもーリッたんのわがままさん!なら何ならいいのさ!部屋でやれる運動なんて限られてるじゃんよ」

「アレは?簡単に汗かけるし」

「アレ??」

「セックス」

「あーね」


ごんッ‼‼‼


バサバサッ‼‼


ゴトッ…コロコロ…


「あらま、だいしょーぶ?」


なんかリドが机に頭ぶつけて閣下は見てた書類落として、どっちかの判子も落ちて転がった。


「ーーー…ッ。お前ら、女としての恥じらいはどこに落としてきた‼‼」


リドが赤くなったおでこ押さえて睨んできた。え、なに何で??


「落としてないよー。うちら超乙女」

「てかコレは単語一緒とかウケるwいいじゃんセックス。汗かけるし気持ちいいし全身運動」

「〜〜ッ!いいから黙れこの破廉恥女‼」


信じられないものを見るような目で(本日2回目w)リドはリッたんに怒鳴る。で、そんなもん気にしないJKリッたん。リドに爆弾投下。


「は?なに照れてんの?童貞?(笑)」


ちゅどーん‼‼



きゃらきゃら笑うリッたん最強。まぁ童貞はないけどね。なにせ初体験12ですからこのチャラ男。自分だって初対面のとき私の太ももお触りとかしたくせに!キャッ///



「貴様…痴女か…ッ‼‼……見ろレイスを!衝撃で固まってるじゃないか‼」


リドの言葉に高速で振り返る私たち。

落とした書類を持ってたポーズそのままに無表情で固まってました。


「え、マジ?」

「マジwウケるwレイスなにそれw」

「いやーん!閣下ピュアボーイ?こんな顔してピュアボーイ?かわい〜」

「マジ萌えんだけどその顔!ちょ、レイスこっち向け!」


リッたんが珍しくテンションアゲ↑↑な感じでパッシャパシャ写メ撮りまくってる。いやコレは萌えるっしょ!あの閣下が下ネタごときでこの反応とかw


ここでリッたんの本日の御言葉。



「やっべコレでごはん3杯はイケるわ」


あ、後でその写メ送ってといてねー!


リディアス「ほんとうに恐ろしいなお前ら…」(ガクブル


補足:ヴェール国では成人した男女間でも、恋人同士やベッドの中以外では下ネタ言わないのが暗黙の了解なお国柄。また、言うにしても女性から積極的にとかごく稀。花も恥じらう10代女子が真昼間から異性の前で口にするなど言語同断。完全痴女扱い。

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