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めっちゃヒマ(執務室にて)


リドのお部屋でごはんもらった!この国の料理ってめっちゃ綺麗で色使いも可愛いんだけど、ひと皿に少ししか乗せない。んで順番に出してくるからなんかビミョーなんだよね~…いやまぁ美味しいから私はいいんだけどさあ。


「米食べたい~…あー留学生の気持ち分かるわーシュリ味噌汁作れ」

「無理っすwうちらたいして和食好きじゃなかったけど、こうもおフランスが毎日続くとごはんが恋しくなるねー」

「シュリそれ系のラノベいっぱい読んでるっつってたべ。味噌くらい作れるんじゃん?」

「材料からってやつ?リアルにムリっしょ。味噌って何w味噌汁の材料が味噌じゃん的なレベルだからムリ」


やたら女子力高い主人公はこの場合作っちゃうのよ味噌を!

マジでなんで材料てか作り方知ってんのって話。


「これ太るべ。カクジツに。」

「ダイエットしちゃう~??だるぽよ~」

「つっても運動しないし」

「汗かくのヤだしね」


リドのお部屋のソファーは超高級で大きくて快適なので、二人で思う存分ゴロゴロしてる。メンズは何してるかっていうと、リドは大きい机で書類仕事しててなんか決裁みたいにバンバン判子押してサラサラサインしてる。閣下はその斜め向かいの机で、マッハでなんか読んでる。速読的な??超はえぇーウケるw


こんな二人が頑張ってお仕事してるのにうちらときたらゴロゴロしてて申し訳ないから部屋戻ろうとしたんだけど、なんか今は大人の事情で城内バタバタしてて危ないからしばらくここに居ろって言われたのです。


あ。うちらのスマホとDSなんだけど、週1であの魔法使いみたいなおっさんたちがなんちゃらエネルギー?とかで充電してくれてます。やほーい!ただ週1だからかなり節電しながら使ってる。めっちゃ使いたいけどガマン…うちら超えらい!けど暇。なのでひたすらおしゃべり。


「食事制限とかムリ―。リッたんはまだまだ痩せてるから全然いいじゃん」

「うーん…腹周りが気になる。やっぱ動くしかなくね」

「え~~~!!走るとか?」



「外に出るのはしばらく禁止と言ったはずです。無論、室内で走り回るのも却下」


ただでさえ五月蠅いというのに、と、超絶不機嫌な閣下の御言葉が割って入った。


「へいへ~い。あーあいいよね男は脂肪少なくて。見てよリッたんあの鎖骨。事務仕事のくせに!」


「あらほんと美味しそう」


服の上からでも分かる、男二人の体つき。イケメンのうえに悦い体してやがる!じゅるり!(よだれ)



現代系肉食女子。

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