今なにしてる?(城内廊下にて)
「あ、騎士だ!」
「マジで?」
閣下を先頭にリド達と(超しぶしぶ)大広間に向う途中。
豪華な廊下の先、大きな扉の前に彼らはいた。
え。もちろんテンション上がりましたけどww
「きゃーリッたん、騎士だよ騎士!ヤバーい!」
「強そ~。え.何守ってんの?」
「扉じゃン?」
「―――陛下並びに王族の方々の安全ですよこの馬鹿娘共」
閣下コワーい。
青筋立ててる宰相閣下の隣では、リドがなんか頭抱えてた。
「そっかぁごめーん超重要?なんだ~。てか~じゃあ仕事立ちっぱ的な?」
騎士さん達の貧血が心配だ。
つらたんw
「シュリ、もういいから行くぞ………奴が怖い」
そう言って青白い顔で促してくるリド。
チラッと閣下の方を見たら、殺気立つ無表情(どんなw)でつっ立ってる。
そんな閣下を見てキャッキャしてるのはもちろん我らがリッたん。
「超キレてるし。ウケる」
リドが何か恐ろしい物を見るような目でリッたんをガン見した。
ウケるwww
騎士A「俺たち……近衛だよな」
騎士B「ああ、近衛ン中でも選ばれた……………ッ…!」
騎士A「バカ、泣いてんじゃねぇ!」
騎士B「俺が守ってんのは扉なんかじゃねぇ……!!!」
もっとこう、国的な!
小娘2人は近衛のエリート2人に傷を負わせた。
(↑メンタル面裂傷)
リディアス「いや、もうほんと申し訳ない…」