それから?(王子はこんな人②)
そうだった!リディアスについてやった!
リディアスの髪は襟足も前髪もちょい長めな真っ黒。めっちゃサラサラ!
んでチャームポイントの全身真っ黒コーデ。
身長は180くらい?リッたんがたしか164か5でリディアス見上げるくらいだから、もっと高いんかな?
あとはもうとりあえずカッコいいただそれだけ。ってくらい美形です。
似てる有名人…?
アレだアレ。店頭のマネキン(笑)
声とか腹にグッときます。じゅる。(よだれ)
「本題コロッと忘れてた。えっとーまず…誕生日は?」
ココからか。めんどいなー。バトンとかでピャピャッと知りたい。
うんそう。リディアスの紹介!なんて言っちゃったけども、ぶっちゃけ私何も知らねー。ていう。
「誕生日…?大陸歴2533年の……………いつだったか………まぁ大臣か侍女にでも聞けばわかる」
大陸歴とか知らん。私が「?」てなってる間に、リディアスはひょいこらと自分の膝に私を乗せた。
正面座位ですハイ。
私は構わず続ける。
「好きなものは?」
「キス」
ちゅー。と顎にキスされた。
膝に乗ってるから、今は若干私のが頭上だからね。
このエロチャラ男め。
とりあえずこの時点でリッたんは
「暑っくるしい…」
と言い捨て部屋を出て行きました。でも知ってます。リッたんもダーリンに会いに行ったね絶対!
いつの間にかできたリッたんの彼氏さんの話はまた今度。
「そーじゃなくてー」
「……シュリが喋るから口にできない」
拗ねたみたいなリディアスがカワユ過ぎて、私からむちゅー。とキスしてやった。
「もっと」
「まだ質問終わってませぇん。好きなタイプは?」
ニヤリと笑ったリディアスは、私の腰をグッと引き寄せた。
「シュリからキスしたら教えてやる」
エロモードな漆黒の瞳がキラリン光りました。