表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

放課後、終着点にて。

作者:茜にゃん汰
最新エピソード掲載日:2026/03/31
「ねえ、知ってる? 落とし物には、二ヶ月の命しかないんだって」

放課後の廊下、栞(しおり)が拾い上げたのは、薄汚れたくまさんのキーホルダーだった。
職員室の片隅、埃をかぶった遺失物箱。
そこに無造作に放り込まれた「あの子たち」を指して、教師は事務的に言い放つ。

「規則なのよ。二ヶ月経って持ち主が現れなかったら、全部処分されるって決まってるの」

カレンダーの数字が一つめくられるたび、誰かの宝物だったはずの記憶は、ただの「ゴミ」へと近づいていく。

これは、忘れ去られるはずだった「落とし物」たちのエンドロールを観測するために集まった、四人の放課後の記録。

「――ねえ、捨てられる前に、あの子を本当の場所に帰してあげよう?」
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ