01. プロローグ
本作品は時代は現代、ジャンルは恋愛バトルものとなります。
作品を進めていく中で、レイプ未遂シーンや暴力行為、イジメ、グロテスクな表現などがございます。こういったものにトラウマや嫌悪感がある方は閲覧を控えていただきますと幸いです。
私の名前は【西宮愛夢】
愛と夢であむと読む
この素晴らしい名前とは裏腹にこの世の中には私のことを好いてくれる人間よりも嫌う人間の方が多い
私自身も私のことが嫌いだし、この世から自身の存在を消せる魔法のボタンがあればまず間違いなく押すであろう
生きる理由なんて何もなく、人生は罰ゲームのようで惰性で息をする。
普通の人の人生を一冊の本に例えるのならその本はきっと厚く重くその人の生き方が色彩となり形取られるのだと思う。
でもきっと今日までの私の人生を形取る本は無色で題名すらない。
「No title」と書かれた物語
そんな無価値な本に唯一
紅炎、深緑、濡羽、白銀、金糸雀、群青、虹の色をつけてくれた人たち。
これはその人たちと私との終までの物語を捲るお話。
読んでくれてありがとうございます!
人生初の小説です。小説などという大それたものではなく頭の中にある文章の羅列と言った方が正しいですが…
拙いですが時間がかかっても最後まで主人公、西宮愛夢の人生を書き切りたいと思いますのでお付き合い頂けますと嬉しいです!
Xで小説の挿絵なども投稿予定です