過去の僕と未来の僕を足して2で割れば今の僕が出来る。
一週間に一回
今回は短め、次からは4000位(モチベーション的に限界)で出します。
僕の過去と未来はずっと平行線。
出る杭は打たれる。それを深く知った僕は目立つの辞めた。一度目立てば手を抜いて過去と未来を足して2で割ったときに他人から見て平均的な自分にする。友達は居るけれどとても親しいと言える友達はいない。
本当は青春を楽しみたいし、彼女も作ってみたい。自分に自信が持てないし、やる気もでない。
常に朝起きたときの毛だるさを感じて生きている。
うちの高校は7クラスで1つがスポーツ推薦。公立であるので2~7で数字が高ければ学力も高い。
打たれたくないと考えたときに合格するギリギリを攻めようとしたけれどもし受からなかったときが怖かったのでそれは諦めて。
毛だるくても昔の影響で一定のプライドがあるので赤点ギリギリなんて取りたくない。と思ってしまうのは甘えだろう。本当に目立ちたくなければそうすれば良いのに。
「よお!根暗野郎。昨日はちゃんと寝たのか?眠そうな顔しやがって。」
「根暗は良いとしても、しっかり寝たよ。8時間睡眠だぞ?お前みたいにいつまでも彼女とイチャイチャ出来るわけねーんだからよ。」
こいつは柊 彗也僕の一人だけの友人だ。こいつならクラスでも目立たないだろうと友達になったのだが初日に一目惚れと告白され彼女持ちとなった。あまり近寄らない方が良いのだが一度仲良くしようとしてしまった以上相手からは確実に友達と思われているだろうから縁を切るのはしなかった。こいつは結構口が悪いものの相手のことを考えて発言するのが良いところだ。彼女持ちだが。
テスト結果
1位 堺 時雨
2位 時谷 信太郎
3位 柊 大悟
―――――
68位 笹田 鈴
「お前、まだ例の小説のサブキャラの真似してんのか?なんで実力有んのにそんなことしてんだよ。勿体ねえー」
「仕方ねーだろうが。乗り遅れちまったのは。」
こいつは僕の実力を知り得る一人だ。身内以外ではこいつのみだが、僕の判断ミスと言えるだろう。言い訳はある小説のキャラの真似をしている。とか言ったら納得してくれたので放置している。小説の内容としては俺TUEEEE系主人公と実力を隠したサブキャラがともに異世界を冒険する話だった。僕はそういうのはあまり好みでは無いのだが…
全国模試で堂々の3位に躍り出た堺は今回も高得点なようだった。別に触れる必要も無いのだが、彼女ほ過去の自分と似ている部分があるために少し気にはなっている。触らぬ神は祟りなしと言うがまだ話したこともないので大丈夫だと思う。
いつも思う。この世界は平等ではなく人間は妬み、嫉み、悪意で出来ていると。表面を偽ってもいつか剥げる仮面。俺はこの世界に生まれるべきではなかったかもしれない。
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