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離婚したので放っておいてくれませんか?  作者: 肉まん太郎
第二章
39/48

38:突然の訪問者

それからロックと何時間か久々に話して、ロックは何かを決断したような目をして「では、また来ます。お義母様。」と面倒くさいことを言い残し馬でどこかに消えた。


疲れるわ。なんで、退職したのに寝不足なうえにこんな疲労感が凄いことをしなければならないのよ。

...禁断の二度寝、しちゃいましょう。

そう思ってマグカップをそのまま放置して寝室に行こうとしたらまた誰かがドアをノックした。


「まったく。誰よ、この私が禁断の二度寝をしようとしてるところに!」


イライラしながら窓で顔も確認しないでドアを開けたら久々にリアムを見た。

確か退職した日以来よね。今更何の用があるのかしら?


「リアム様、ご機嫌麗しゅう。」


「お義母様...いつも通りリアムと呼んでください。実はお義母様とお話しする時間が欲しくて来たのですが。お時間はありますでしょうか?」


話したくないわ。

侯爵家の人間ってなんでこうも家の前に来るのかしら?

手紙を送ってからくるとか、そういうことができないのかねぇ?私がまだ侯爵家夫人だったころはやってたけど、あの子たち礼儀というモノを忘れてしまったのかしら。


まぁ、もう目が覚めてしまったし話は聞きましょう。

そして話を聞いたらすぐ追い出して二度目をするわ。


「時間なら少々ありますわ。家の中にどうぞ。」


そういい家の中に五男のリアムを招き入れた。

さっきロックが使ったコップを適当に水で洗いそれをに紅茶を入れ五男の前に置いた。

私も自分の分の紅茶をを作って飲みながら彼の話を聞いていた。

話の内容は長かった。

もうこれでもかってぐらい長かった。こいつ、もしかして友達がいないから私とこうして話してるのか?それはそれで悲しいわね。

というかさっきからなにを話しているのかは全然聞いていなかった。

適当に相槌をうち、「へぇ~」「そうでございますか」「そうなんですか」「それは、凄いですね」をローテーションさせながら数時間にも及ぶ五男のほぼ独り言を聞き流していた。

気づいたときにはもう昼、こいつ何時間話せば気が住むんだ。

コッチはもう紅茶10杯以上飲んでるんだぞ。そういう思いを込めて返事を早くしたり、窓の外を見ながら「おめぇの話は聞いてねぇぞ」アピールしただけど、ビックルするほど「早く帰れ」アピールに気づいていない。


誰か、助けてくれないかな。

そう思っていたらまたドアがノックされた。

今度は誰なの。私の耳はこの五男の話を聞き過ぎて腫れそうよ。

そう思いながら席を立ちドアを開けるとこれまた見たことがある男がそこに立っていた。


「お義母様、お久しぶりです。」

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