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離婚したので放っておいてくれませんか?  作者: 肉まん太郎
第二章
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36:アレは危険だ

リロイ視点

あのアーサーっていう男、凄く危険な匂いがする。

強いて言えば宝を奪われたドラゴンだ。

皆は知っていると思うがドラゴンは欲深い生き物でもあり、自分が持っている宝を大事に管理しているモンスターでもある。

宝を奪った者は宝を返すまで追いかけられ最悪の場合ドラゴンのブレスで焼け死ぬかもしれない。


このアーサーっていう男からお母さんに対する執着心を感じる。

この男はこの一家の中でもまともな方だと思っていたが所詮侯爵家の息子、他のお母さんの息子だった人達同様、俺がお母さんの隣に立ちお母さんに可愛がられていることを気に入っていないようだ。


部屋から出る少し前に俺を見たあの目。アレには少なからず敵意を感じた。

あの家の子供、あとお母さんの元旦那は自分でお母さんを手放したんだ。なのに今更、なぜ戻ってほしいと・・・

お母さんがあいつらといても幸せになることはない、きっと元に戻るだけだ。


最悪の場合俺とリロイとお母さんで遠くに逃げるという選択肢もある。でも、お母さんはここで幸せに暮らしてるんだ。


このことを早く何とかしないとお母さんの身が危険に会うのかもしれない。


そして、あの侯爵。

アレもあれで強そうに見えないが油断はできない。

手負いしたモンスターが一番危険という言葉のように、今のあの侯爵は何をしでかすのか分からない。

お母さんを見ていたあの目。見てるだけでイライラする。俺は心の中で「お前が何人も妻を娶らないでお母さんを幸せにすればこうはならなかった。」とずっと思っていた。


まぁ、思ってるだけだけどな。

お母さんは俺たち兄弟のお母さんだ。俺たちは国に認めてもらってお母さんの安全と平和を確保するために動いている。目的の達成はそこまで遠くない。


お母さん待っててくれ。あと少ししたら、あの侯爵家との縁を完全に切ってやる。

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