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離婚したので放っておいてくれませんか?  作者: 肉まん太郎
第二章
34/48

33:経験者は言った

叔母は離婚経験がある妃だ。この世界にとって離婚ということ自体珍しいことではないが貴族の、その中でも特に子爵以上の離婚は珍しい。叔母は昔、恋愛結婚で伯爵家に嫁いだことがあるが数年で離婚して事業を始めた、国王と再婚した今も事業を止めていない。

叔母曰く「結婚して、家庭に入っても何か一つ職でも特技でも何でもいい、金を作れるような何かを身につけると良いわ。」らしい。離婚をした今、叔母の教えが正しいと思える。きっと今みたいに自分が何をして稼げるのか分からなければ離婚しなかっただろうし、過労で倒れるか最悪は死ぬかのどっちかの運命をたどっていたと思う。


そして、離婚する時も叔母にどうするか相談したら「そういうのは迷っても仕方ないのよ。別れたいと思ったら別れる、でもね別れるときにしっかり準備をしないと駄目よ。別れた後の生活基盤がしっかりしてないとそれがあなたの苦労になってそれを後悔と勘違いする人もいるのよ?そうね。あなたの場合はやっぱりこの侯爵家よね。大丈夫よ、この家の次期当主はしっかりしてるわ。あなたの元旦那になる予定の人の助けなんていらないぐらい完璧よ。」


叔母のその言葉を聞いて正直ほっとしたが、申し訳ないとも思った。

私が今までやっていたことを全部あの子がやるのだろうか?それともそこまで使い物にならない元旦那がやるのだろうか?あの子たちは私に今まで乗っかかってきたプレッシャーを背負うことになるのか?どちらにせよ申し訳ない。


そう思いながらも私は叔母にアドバイスしてもらった通り着々と準備を進めていた。

まぁ準備と言ってもこの国の離婚方法の一つで離婚する理由を証明と一緒にして資料にまとめ、それを国王、妃、王族またはその家の前代の当主に離婚を認めるサインをさせることにより離婚は成立するので私は叔母にサインをしてもらった。そして、周りの人になんとなく離婚をすることを伝えた。


それが終えると私は仕事の引き継ぎをして、数日たってから元旦那に離婚の話をして出てきた。

馬鹿な元旦那は権力と富と名誉に目がくらんでいるのか、それについてくる苦労も知らずに喜んで離婚を受け入れた。正直この時は、こいつの頭が悪くて初めて感謝した。

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