22:似たもの親子
「リオン、師匠は私が案内する。」
「承知いたしました。」
そういうとリオンは一歩下がりどこかへ歩いて行った。
「いやぁ、娘も運がいいですな!師匠に教えてもらえるとは!妻に知らせないといけませんな!」
微笑ましい。
まさか領主様を見て微笑ましいと思える日がるるとは思わなかった。
「大袈裟ですわね。ところで奥様は?」
「リリアンヌは今朝から隣の領地の奥方とお茶会がありましてな、あと少しで帰ってくるはずです。」
リリアンヌ...娘の名前明らかに奥方からとったのね。
「いやー私はですな。あれから~~」
リカルドの娘の部屋につくまでずっと彼の妻との惚気や娘がどんな風に可愛いのかずっと聞かされた。いや、悪いとは言わない。悪くはないけど...なんだろう。ちょっと飽きてきた。
「師匠としばらく会ってなかったのでちょっとしゃべりすぎました!アッハハハハ!」
ちょっと...なのか?
「こちらが娘の部屋です。師匠。」
目の前にはピンクのドアがあった。
しかもリボンの模様までついてる。ドアの横にはユニコーンの置物...すっごく何だろうか。女の子っぽい部屋だ。
「娘はリリアンヌと仲良しでしてね!趣味も似てるんですよ!可愛いですよね!」
「そうですわね。淑女らしくて可愛いらしいですわ。」
私がそういうと満足げに微笑んでいた。
コンコン
「リリアン、パパですよー。入りますねー!」
リリアンの返事を待たないでリカルドは彼女の部屋に入っていった。
何のために許可を取ったのだろうか...
「パパ!?なんでいきなり入ってくるのですか!?」
それな。その気持ちすっごくわかる。...っていうか、これがリリアンか。
なんかリカルド並みに元気で声が大きいのね。でも、声自体は可愛らしい声をしてる。
「リリアンの先生を連れてきたぞ!喜べ!パパもこの人から学んだんだ!先生のことを師匠と呼ぶがいい!」
「し、師匠ですか!?誰かを師匠と呼ぶことに憧れていましたの!嬉しいですわ!」
金髪の髪にウェーブのがかかった長い髪をツインテールにしている。目の色の綺麗な青色に白い肌。顔も母親に似てるのかたれ目で甘い顔立ちをしている。
「お初目にかかります。私、エカテリーナと申します。今日からお嬢様の魔法の家庭教師になるように、ギルドから依頼を受けました。どうぞ、お見知り置きを。」
そう言い、軽くひざを曲げるといつの間にかベッドの近くにいたはずのリリアンが目の前にきていた。これは軽くびっくりする。
リリアンヌは頭を上げた私の両手をもっていた。
そして、なぜか顔が凄くちかい。なぜだろか、リカルドと同じようなものを感じる。
「し、師匠...お師匠様!!!」
お願いだから、こんなに近くで叫ばないで...鼓膜が破れそうよ。
「わ、私!お父様と同じお師匠様の下で学べる事!光栄に思いますわ!」
「そ、そうですか?ありがとうございます。」
この親子、似てるわね...外見がとかじゃなくて、なんか同じなのよ。中身が。




