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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
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みのりちゃんの恋愛観

「んーと、ちょっと変な事聞いていい?」

「え? 何ですか?」

「ぶっちゃけ、今まで恋愛した事ある?」

「えー、何言ってるんですか〜、あるに決まってますよ~」

「ほぉ、意外だ──運動部の先輩とかカッコいいクラスメイトとか?」

「は? 何言ってるんですか、そんな相手好きになるわけないじゃないですか!」

「──え?」

「私、人を好きになる絶対条件として、お金持ちかどうかが外せません」

「──え??」

「ま、若い人なら親の財力で将来これくらいになるとか、見込みがあるのかで見ますね」

「──え???」

「後、それに頭がいい人も。外見はその次くらいですね」

「──そ、それ恋愛?」

「他の子は、あの人カッコいいけどお金がね~、なんてぼやく子いますけど、私には理解できません。財力ないのは初めから論外です」

「……今までどれくらい最高で続いたの?」

「えーー……10ヶ月くらい──」

「要するに案外コロコロ変わるんだ」

「私、プレゼントとかモノ貰うと冷めるんです」

「……なんで?」

「モノ貰うのはあくまでも貢ぐくん的な人達で、彼氏には望んでないです」

「要するに、モノ貰うと貢ぐくんと同じに見えちゃうって事?」

「そう! その通りです!! 記念日とかに5万円くらいのモノくれる分にはいいんですけどね」

「(それでも十分高価じゃないか──)」

「後、私が無関心なのもあるかも、です」

「どういう事?」

「私、まぁ親を見てますから、風俗だろうが他の子とHしようが何とも思わないんです」

「ほぉ、寛大だね」

「友達とか、付き合ってる彼氏は絶対風俗とか浮気しないって信じきってますけど、現実は違いますからね。何度言っても私の話、友達にはスルーされます」

「まぁ、現実はそうかもね。口では綺麗事言っても、ね……」

「私だって自由でいたいんです。最終的に元に戻るなら、いいじゃないですか、ねぇ~」

「まぁ……言わんとする事分かるけど、束縛したい人、多いからね」

「だから、長続きしないんでしょーね」



──と、訳分からんみのりちゃんの恋愛観でした。

※次話公開は9/22 22時頃です。

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