みのりちゃんの過去話 ~きっかけ~
「そういえば、今のアダルト系の仕事、15歳からやってるって言ってたっけ?」
「え? 14歳からですよ♪」
「──ぶっちゃけ、どういうきっかけで始めようと思ったの?」
「実は……と、何かのドラマや漫画ならドロドロした内容になるんでしょうけど、単に好奇心です^ ^」
「……ま、まぁ好奇心はいいとして、先輩や友達から誘われた、とか?」
「いーえ、出会い系喫茶の付近ぶらぶらしてたらスカウトされて、好奇心で♪」
「……中学生をスカウト??」
「あ、前は16歳から大丈夫だったんです、当時の出会い系喫茶。ま~、16歳も14歳も大差ないですよね^ ^」
「……今から6年前はそんなゆるっゆるだったんだ」
「えぇ、飲み物タダで漫画や雑誌もあってそれなりに快適でした♪」
「で、そこで大人の男に声かけられて──と?」
「あ、はい。そんな感じですね。トークルームに呼ばれて交渉~、みたいな」
「ま、まぁみのりちゃんみたいな明らかに場違いな美少女いたら、みんな飛びつくわな」
「えぇ、私は常に指名入ってろくに雑誌も読めませんでした」
「ま、まぁ14歳デビューはいいとして、その……手とかやり始めたのはいつから?」
「え? 14歳からですよー」
「──!?」
「別に驚く事じゃないと思いますけど^ ^」
「んと……抵抗とかなかったの??」
「あ、それは全然。私、そういう意味では英才教育受けてましたから♪」
「え、英才教育? 何それ??」
「それはですね──あ、次の人来たみたい。じゃ、また後でお話しますねー。行ってきまーっす^ ^」
「(……まさかの次回に続くと来たか)」
※次話公開は9/22 0時頃です。