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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
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みのりちゃんの海外旅行の不思議な楽しみ方

「そういえば、明日から海外旅行行くんだったよね、えーっと、プーケット?」

「はい♪ 思わず1番高いホテルとっちゃいました。5日間で飛行機代込みで大体40万くらいです♪」

「まーた豪勢だねぇ。貯金崩していくの?」

「あ、いえ。これ、奢りなんです。だから滞在中のお土産以外は私の出費はゼロなんです♪」

「……リッチな彼氏さん捕まえたねぇ──」

「あ、彼氏じゃない人で旅行好きなおじさんです。1人で旅行してもつまらないからっていつも連れて行ってくれるんです♪」

「えーっと、ちょっとよく分からないんだけど……んと、夜のお勤めとかするの?」

「あ、はい。食事は一緒に夜だけじゃなく毎食一緒に食べますよ」

「あ、いや──そうじゃなくって、ストレートに言うと、Hしてるの??」

「え~~、するわけないじゃないですか。私、旅行中はいっつも爆睡しますし♪」

「……その人、何歳?」

「ん~~、50歳位だと思う」

「……身体の関係もなく、なんで旅行連れて行ってくれるんだろ、その人。……分からん」

「え? おかしいですか? 大体男の人と飲みに行ったら奢って貰えますよね? どこか行ったとして、交通費は出して貰えますよね? その延長みたいなものじゃないですか?」

「ん、ん~~、一応理屈は分かるけど、そのおじさんはそれで満足なのかね?」

「きっと満足してると思いますよ。 これで4回目ですから♪  あー、今度はシンガポール行きたいな~。マーライオンでしたっけ? 高級ホテルでボーッと癒されたい~。 誰か連れていってくれないかな~~」

「──と、海で泳ぐとかダイビングとかしないの?」

「え~、そんな事しないですよ〜。日に焼けちゃうじゃないですかー」

「んと……何しに行くの??」

「そんな事、決まってるじゃないですか~。日頃の疲れを癒しに行くんです。ぼーっとホテルから海眺めていると癒されますよ」

「……観光はしないの??」

「ん~~、ショッピング以外は殆どホテルから出ません。 ぼーっとしていたいんです」

「さ、参考までに、おじさんは何してるの?」

「ん~~、こっちチラチラ見ながらボーッとしてる……かな?」

「……訳分からん。。」

「素敵な時間ですよ~。 人生長いんだから、こういう時間は絶対必要ですよ~」



──訳分からん大人の男をひっ捕まえ、まるで老人のような旅行を趣味とするみのりちゃんでした。

※次話公開は9/19 23時頃です。

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