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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
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拙い男の言い訳、いろいろ

「この人、急用出来て来れないって言ってきましたよ」

「──送信時間見ると、朝の4時43分か。凄いね〜、こんな朝早くから急用が入るんだ〜。……糞客フォルダ行きっと」

「この人も来れないって。インフルエンザになったって」

「──朝の5時台にインフルエンザ発覚ね。夜の1時に約束メールしたのに、ね〜。……糞客フォルダ行きっと」

「あ、この人は仕事抜け出せないって」

「──さっきりえちゃんに今日仕事休みだからってメール来てるね。……糞客フォルダ行きっと」

「この人、電車が事故で停まって動けないって」

「──検索したけど、通常通り運行だね。……糞客フォルダ行きっと」

「この人は、通夜が入ったって」

「──午前中から通夜、ね。アホか!……糞客フォルダ行きっと」

「この人は、自転車パンクしたって」

「──死ね!……糞客フォルダ行きっと」

「この人、夜中にデリヘル呼んだからお金ないって」

「──死ね!! ……糞客フォルダ行きっと」

「この人、さっき我慢出来ずに抜いちゃったから、だって」

「──死ね!!! ……糞客フォルダ行きっと」

「アホな人、多いですね」

「……こんな言い訳で通ると思ってるんかね?」

「きっと18歳だからって舐めてるんですよ、何も知らないと思って。そんな幼稚な嘘、中学生でも見抜くっつーの!」

「こういう人達ばかり相手してると、確かに心が荒むね……」

「……ありがとうございます♪」

「──え?」

「こういうやり取り代わりにやって貰って、私のストレスは激減しました♫」

「ま、まぁ、みのりちゃんのストレスを代行するのが俺の役目だからね」

「これからもよろしくお願いしますね♪」

「あ、あぁ、こちらこそ」



──何となく嬉しそうな不思議な表情を浮かべ柄にもない事言うみのりちゃんでした。

※次話公開は9/19 22時頃です。

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