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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
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愛の逃避行~それ、ヤバいよね~

「ふんふふっふーん♪」(鼻歌交じりにスマホ弄っているみのり嬢の図)

「……また何か買うもの物色してるの?」

「あ、いえ。ちょっと昔の知り合いとやり取りしてまして」

「ほぅ、中学の同級生?」

「あ、いいぇ、お店の前の店長さんです」

「──ん?」

「ほら、私たまに風俗行ってたじゃないですか。その時雇ってくれた人なんです」

「ほほぅ、その店長さん、他の店舗に異動でもしたの?」

「あ、いえ。なんか辞めちゃって今何してるか分からないんですけど──あ、レス来た。……うわぁ、子供もうすぐ産まれるんだ~。美琴ちゃんの子かぁ、そっか〜、へぇ〜……」

「──ん? その奥さんも知り合いなの?」

「あ、はい。お店の子でした」

「……要するにお店の子と出来ちゃって、辞めさせられたんだ」

「あれ? そうなるのかな?? 急にいなくなっちゃったのは確かだけど──」

「……思いっきりヤバイんじゃない? そういうのバレたら、こういう業界は……」

「ん? そうなんですか?? 社内恋愛みたいなものだからいいんじゃないです?」

「いやいやいや、商品に手だしたら、タダじゃ済まないって……」

「え~、そんな事ないですって~」

「じゃ、なんで急に店長さんいなくなったの?」

「ん~~……、遠くで住みたいと思ったとか?」

「……今、遠くにいるんだ」

「きっとラーメン屋さんにでもなりたかったのかな? 何はともあれ、オメデト~~、っと♪」



──裏の世界で生きている割に、裏社会の現実をイマイチ分かっていないみのりちゃんでした。

※次話公開は9/19 20時頃です。

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