表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
56/167

主義

「そう言えばさぁ、ブランドの服とかバッグとか時計とか自分で買ってるじゃん。なんで?」

「え、どういう意味ですか?」

「あ、いや、素朴にみのりちゃんレベルの風貌してたら、色々買ってくれる人いるんじゃない? と思って」

「あぁ~、そういう意味ですか。いえ、買って貰うとその人と関係が崩れた後、その買って貰ったものを見る度に腹立たしい思い出が蘇えるのイヤですから」

「あぁ、なるほどね」

「だから、私は形あるものは男の人から貰いません」

「ほぉ、なんか歌詞に出てきそうな台詞、カッコいいねぇ」

「男の人は私にお金だけくれればいーんです! 男の人がお金持っていてもどうせロクな事にしか遣わないんだから、私が貰ってせめて有意義に遣って社会貢献した方が世の中の為になるんです!」

「……途中まではなんかカッコ良かったのに──」

「あ、この靴可愛いー♫ 予約入れちゃおうっと。……もしもーし♪──」

「?!?!」



──こうして常に財布にお金が残らないみのりちゃんでした。

※次話公開は9/16 22時頃です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=618303256&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ