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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
55/167

パソコン

「カタカタカタカタカタカタ……ターン!」

「(じぃーーー)」

「カタカタカタカタカタカタ……ターン!」

「(じぃーーー)」

「ん? どうした? じぃっとこっち見て」

「あ、いやぁ、凄い速さで文章打てて、どうやってるのかなーって」

「ま、普段PCで仕事してるし、流石にスマホよりは絶対速く打てるからね」

「……私の入力速度の5倍はありますよ……なんか異常な速さです」

「いやぁ、慣れれば俺くらいならすぐなれるよ」

「あの、文章を一瞬で貼り付けるの、どうやってるんです?」

「あぁ、スマホと同じ、マウスで選択してこのキーとこのキー押してコピー、ペーストはこのキーとこのキーね。ほら」

「凄ーい! ……やっぱ、パソコンあった方が絶対いいですよね。私もこれくらいの速度でやり取りしたいです」

「あれ? 家にあるって言ってたじゃん」

「あれは親のパソコンなので、流石にそれでやる訳にはいかないし……」

「ま、自分専用のパソコンあった方がいいかもね。何かと使えるし」

「そうですね。お金貯まったらわたくし、パソコン買います!」

「お、いいねー。俺もそろそろ買い替えようかな」



──この何気ないやり取りが、先々少し後悔する事になるとは、想像すら出来ず……

※次話公開は9/16 21時頃です。

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