みのりちゃんvsりえちゃん(3)
「あれ? この人前にりえちゃんで来てなかった?」
「──はい、おしっこ飲んでオナって喜んでた人です。また絶対来るっていってました」
「……みのりちゃんにオファー来てるね」
「──! りえちゃんの時より好条件提示してきてる──やさぐれりえちゃんにはこれだけしか価値なかったっていうの?」
「どーしてもギャルは値踏みされるっぽいね、同一人物なのに……」
「ホント、男の人って信じられない! 見境いがないというか何か、さ!」
「って、相手の男の人も、まさかみのりちゃんとりえちゃんが同一人物でかつ1日に10人以上相手してるなんて夢にも思わないだろうね」
「あ、そっかーー。って、それは私だから許されるの! 他にいく余裕あるなら全て私の所に来ればいいのよ。どうせ私以上の子、他にいる筈ないんだから!」
「……凄い事、言うね」
「みーんな心の中ではそう思ってますって。一夫多妻制ならぬ、多夫一妻制でも出来ればいいのに。そしたら私は……ふふふ、億万長者だーーー!」
──一見いい子そうに見えても、実はこんな事考えているかもしれませんよ……この子みたいに。
※次話公開は9/15 0時頃です。