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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
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奔走するみのりちゃん

「──じゃ、この人、駅前のATM前待ち合わせだって。行ってきて」

「うぅ、メンドくさいけど……行ってきまーす」


──5分後──


「……ただいま。いませんでした」

「あれ? なんでだろ?? ん? メール来てる──急用で帰ります? なんじゃそりゃ」

「……死んでくれないですかね、この人」

「次は……隣のコンビニ前だって」

「うぅ、今度はいますよね……行ってきまーす」


──3分後、電話にて──


「もしも〜し、なんかいないみたいですけどー」

「──なんか車おけなくて、そこ曲った道沿いに停めてるみたい。黒いバンだって」

「……りょーかーい。向かいまーす」


──5分後、電話にて──


「もしも~し、見当たらないんですがー」

「んー、冷やかしか。その足で申し訳ないけど駅前のATM前いって。こないだ来た人だから、今度は確実」

「……りょーかーい。終わったら電話しまーす」


──30分後、電話にて──


「もしもーし、終わりましたー」

「お疲れ。次の人、丁度来てる。隣の駐車場3階、黄色のBMW」

「それってどんな車です? 車詳しくなくて分かりませーん」

「ん~と、後ろにBMWってロゴあるから探してみて。黄色の車、そうないから分かると思うよ」

「りょーかーい。終わったらまた電話しまーす」


──30分後、電話にて──


「(ハァハァ)……今終わりましたー」

「お疲れさん。最後、隣のコンビニ前待ち合わせ、黒のニットのメガネ、180cmくらいだって。それ終わったら帰って来て」

「うぅ、りょーかーい。行ってきまーす」


──30分後──


「(ハァハァ)ただいまー」

「お疲れー。……流石にバテてるね」

「ホント、肉体労働ですよー。恐らく今3キロは痩せましたよ!」

「おぉ、いいダイエットになったじゃん」

「いーえ、これから消費したカロリー以上に食べるから意味ないです!」

「……これからはやっぱりなるべくネカフェ内にしようか」

「はい、そうして下さい。なるべく太陽の日浴びたくないですし!」

「……ご、ごめんなさい。そうします……」

「──ただ、次の人、ラッキーかも。汗かいてパンツムレムレになってますし、ホラ♡」(スカートを捲ってパンツを見せる図)

「ちょ──バ、バカ!///」

「あれ? も・し・か・し・て、欲しいんです? いいですよ、と・く・べ・つ・に──7,000円で♡」

「……特別も何も、全然値下げしてないじゃん」

「wwwwww」

※次話公開は9/14 21時頃です。

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