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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第一章~禁じられた遊び~
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風俗体験記?

──3月某日


「──いらっしゃいませ! お客さん、こちらは初めてですか?」

「あ、は、はい……」

「当店のシステムは────となっております。何かご質問はございますでしょうか?」

「あ、い、いえ……」

「それでは! こちらの女の子達の中からお選び下さい! どうぞ!!」


──マジックミラー越しに7人程ズラリと下着姿の子、登場


「どうです? どの娘にします? どの娘もオススメですよ!」

「えーっと……こ、ここにはいないんですが、ミ、ミキちゃんっていますか? 今日いるからって言われたから来たんですけど……」

「──! か、かしこまりました。ちょっと確認しますので暫くお待ち下さい」(奥へ消えていく店員)


──2分後


「お待たせしました! では一番奥のお部屋へどうぞ!」



──一番奥の部屋


「……とうとう来ちゃいましたね♪ ご指名ありがとうございます♡」

「来ちゃいましたね、指名ありがと、じゃないよ! 呼び寄せたの、()()()ちゃんじゃん!」

「えへ♪」

「マジックミラー越しに()()()ちゃんがいない時には焦ったよ!」

「私は特別ですので、まずマジックミラーに並ぶ事はありません♪ ──どうです? 誰か好みの子、いました~?」

「緊張して全く覚えてないよ!」

「え? 何で緊張するんですか?」

「風俗自体、生まれて初めて来たよ! しかもいわくつきの店だし!」

「キャッ! 風俗デビュー、おめでとー♡」

「デビューしたくてした訳じゃないし!」

「まぁまぁ、落ち着いて。取りあえず、ここに座ってくーださい♪」

「……ったく──で、大事な話って何? 来たら話すって言ってたから思わず来たけど」

「えーっとですね~、実は~……すごく言いにくいんですけど~……」

「ほぉ……何か深刻そうだね。──何?」

「……今日、珍しく指名予定入らなくって暇なので、話相手になって貰おっかな~って♪」

「──え? ま、まさか……それだけのた…め…?」

「いーじゃないですか~。私だってたまにはゆっくり息抜きしたいんです~」

「い、いや……指名なくってもフリーで入ればいいじゃん……」

「嫌ですよ~、フリーの人はどんな人か分かりませんし~」

「い、いや……そんなわがまま、許されるの?」

「だから、私はト・ク・ベ・ツなんです♪」

「……ま、来てしまったからもうしょうがないけどね。って、この部屋、何? 風俗の個室ってこんな風になってるの? 本がズラリと並んで、勉強机まであるし……まるで普通の女の子の部屋じゃん、これ」

「あ、前にも言いませんでした? 受験の年に事情話したら私専用の勉強兼プレー部屋用意してくれたって。受験後も引き続き私の専用部屋になってるんです♪」

「ぅわぁ……ホントだったんだ、あの話──」

「私は嘘は言いません♪ あ、コーヒー淹れますね~」

「あ、じゃ、貰おうか……」



──4時間後──


「──でね、そうなったんですよ~。おかしいと思いません?」

「ホント? そんな事あったの? いつもみのりちゃんの話は奇想天外だけど、これは──」


ピピピピ、ピピピピ、──


「──あ、時間だ。今日はこれで終わりです♪ いやぁ、おかげさまであっという間に時間経ちました。ジュンさん呼んで正解でしたよ、ありがとうございました♬」

「──っと、もうそんな時間? 今、何時?」

「今はですね~、17時にもうすぐなります♪」

「──! よ、4時間? システムよく分からんけど、1時間が通常だとして、さ、3時間の延長……? い、いくらになるの?」

「あ、大丈夫ですよ~♪ 私のお客さんは私が料金決められますので♬ ジュンさんからお金取る訳ないじゃないですか~」

「そ、そんなんでいいの?」

「えぇ、私はト・ク・ベ・ツですから♪ では、明後日、いつもの場所で~」

──他の風俗は行った事ないですが、他もこんな感じなんですかね? VIP待遇の子というのは何でもあり? 以上、風俗体験記でした。余談ですが、同じ様な事が後2回程ありましたかね。プレー? 何それ? オイシイの?? です。

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