衝撃の(?)事実
「そういえば、さぁ。ふたばちゃん、男飼ってるじゃん? 下着売りって彼氏公認なのかなぁ?」
「そりゃ公認に決まってますよ。むしろ彼氏が率先して下着売りに行かせてる筈ですよ」
「──! 彼氏、嫌じゃないの……かな?」
「ヒモ男なんて逆に大歓迎に決まってますよ。私が行ってる風俗の子達、毎日のように出てる子いるんですけど、彼氏に勧められて働いて、毎日仕事行かされるって。みんな似たり寄ったりだと思いますよ」
「──! そ、そういうものなんだ。毎日よく稼ぐね〜」
「いや、毎日だとかえって効率悪いですよ。平日だったらせいぜい2ー3万がいいくらいですよ、朝から晩までいて」
「それでも十分な気がするけど」
「8時間拘束されてそれじゃ、割に合わないですよー。だから私は月に2日くらいしかいかないんです」
「──って、サラッと言うから思わず聞き流しちゃったけど、君、風俗嬢もやってるの?」
「あれ? 言ってませんでした?」
「接客業やってるとは聞いたけどそれが風俗とは、ね……ま、今更何聞いても驚かないけどね。それで君は1日いくら位くらいになるの?」
「少ないですよー、8時間いて私に入るのは8万くらい」
「──!? って、1時間2万でお店と折半だとして、16万……8人? 休みない……というか大人気じゃん」
「そりゃ、長年やってますし〜、常連客いますし〜、私、カワイイですし〜♪」
「……今年20歳だったよね?」
「?? そうですよ、学生証見せましょうか?」
「……な、長年って……な、何歳からやってたの?」
「……エヘ♪ ノーコメントで♫」
(思いっきりヤバイ違法店のような……)
「いいお店ですよ~♪ プライバシー完全に守ってくれますしー」
「……こんな高学歴な子が、可愛い子が、清純そうな子が、何故──」
「だ・か・ら♥ 若い子の物欲は底なし沼なんですって♪」
(ホント、末恐ろしい子……)