キャラ設定
「──で、さらっと言ってましたけど、私、18歳という設定にするんですか? どうして?」
「ん? 年齢若い子の方が需要あるから。特にフェチさんにとっては、ね」
「そういうものですか? 外見が良ければ関係なくありません?」
「いや、実際その通りだけど、募集する際には文字情報だけじゃん? 外見とか写メでも掲載しない限り分かりようないし。なら、少しでも有利な設定にした方がいいかな、って思ってね」
「……何か腑に落ちませんが、いいでしょう」
「で──ちょっと新陳代謝が良すぎて体臭を気にする子っていう事で」
「!!! わ、私は体臭キツくありません! 私、清楚系で通ってるんですよ?」
「いや、知ってるよ。ただ、清楚系に見えて実は体臭が~っていうギャップに萌える人って多いんじゃないかな~って」
「だから、私、体臭キツクないですって。まさかと思いますが、私にシャワーやお風呂、入るな、同じ下着を着続けろって事ですか?」
「いや、普段通りでいいよ。だから、秘密兵器のスプレーなんじゃん」
「……なるほど、ちょっと私のイメージが崩れてしまいますが、そういう事なら百歩譲っていいでしょう」
「性格は……ユキさんのままでいいよ。ちょっと高飛車で生意気な点もあるけど、基本明るくて元気な天真爛漫な不思議っ子──という感じで」
「わ、私は高飛車でも生意気でもないですって……」
「ま、そのままでいいよ。勝手に滲み出る筈だから」
「……」
「で、名前なんだけど、みのりって名前ね」
「──え? ちょっと地味というかパッとしないんですが……もっと可愛い名前とかないんですか?」
「何故かね、みのりって名前だと反応いいんだよ。昔、ダイレクトメールで色々試した事あるけど、ホント何故か」
「ま、何でもいいですけどね。あ、私の出来る事、出来ない事伝えておきます」
「────なるほど。要するに基本は手とお触りのみ、お触りはアソコはダメ、キス・フェラ・本番・クンニがNG、ここまでは分かったけど、おしっこって──何?」
「たま~にいるんですよ、おしっこ希望の人。ま、やっていったら分かりますよ」
「そ、そう……よく分からんけど、後はその都度可か不可か聞くって感じでOK?」
「はーい、大丈夫です♪」