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下準備~買い物~

──ネカフェ巡りの翌日


「何とか2店候補地見つかったけど、こんなに難航するとは思わなかったよ、ホント」

「ね? 意外に候補地探すのって大変でしょ?」

「……ユキさんの悪戯なければ、もっと候補地あったのに」

「いやいや、あの程度でクレーム来る店はダメですって~。候補地の2か所でも同じ事しましたけど、大丈夫でしたよね?」

「──! 単なる悪戯じゃなかったんだ。へぇ~、そこまで考えていたとは……」

「ま、正直そこまで考えてませんでしたけどね。今思いつきました」

「……」

「ま、結果オーライって事で、ね♪」

「……そうだね。ユキさんの新たな顔も見れたし、何とかいって楽しかったし──有意義な時間だったという事で」

「──で、いつからします? 私は明日からでもいいですよ♪」

「ん~、ちょっと下準備したいから、3日後かな。明後日ユキさん、用事あるみたいだし」

「──え? 何を準備するんです?」

「色々と買い出しを、ね。別に今から買い出しにいってもいいけど、どうする?」

「えっと、何を買いにいくんです?」

「まず商品の仕入れかな。パンツやパンスト、紺ソとか多量に買いにいかないと。これはユキさんに任せていい? 別に一緒にいってもいいけど、ちょっと行きにくいなぁ、俺は」

「あ……仮に一緒に来たら絶対変態って思われますね」

「──でしょ? 後は……アダルトショップにいってある商品をゲットしようと思ってるけど──来る?」

「いやいやいや、それだけは無理です!」

「──でしょ?」

「そもそも、アダルトショップに何買いに行くんです?」

「……女子高生の股間の匂いのスプレー……」

「──え? な、何ですか、それ??」

「いや、ね。生脱ぎはいいんだけど、匂いしないと満足しない人とかいるかな~って思ってね。何かいい手ないかな~とAmazonをチェックしてたら、発見して、ね。何か強烈な匂いっぽくて評価高いし」

「……まさかと思いますが、それ、私が──」

「そう! 生脱ぎするパンツにスプレーして貰おうかな~って」

「うぅ、やっぱり……どうしてもしなくちゃダメです?」

「やるからには完璧目指さないと──ね♪」

「うぅ、分かりましたよ! やりますよ! この案に乗ったのは私ですから、とことんやりますよ! うぅ、私、清楚系のお嬢様なのに……」

「後、制服はどうする? 家から持ってくる? それとも買う?」

「──え?」

「いや、ユキさんの()()は高校卒業したての18歳にしようと思ってるから、制服姿だと需要も多いかな~って」

()()()です! 現役大学生の私が高校の制服なんて来てたら、ただのアホの子じゃないですか!」

「いや~、まだユキさん、高校生で通用するって! 制服姿も似合うだろうな~、見てみたいな~」

「イ・ヤ・で・す!!」

「そっか、それは残念。──んじゃ、体操着は?」

「どこにネカフェで体操着の子がいるって言うんですか! 仮にそれやったら、私ホントに変態の子じゃないですか! それだけは絶対嫌です! 服装は私に任せて下さい、お願いですから!」

「りょ、了解」

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