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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第三章~永遠の夢が如く~
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実際にみのりちゃんを紹介してみた結果

──事ある毎に紹介をせがむみのりちゃんに根負けし、1人の本業のお客さん(一流金融マン)を紹介した後での会話


「で、会ってみてどうだった? 将来の就職の為に金融に興味ある子がいるから話聞かせてやってくれ、ってホントに紹介してみたけど」

「……私は人を騙す事は無理だって分かりました」

「──ん? 私に堕とせない男はいない! 絶対次に繋げる、骨の髄までしゃぶりつくしてやる! みたいな事、言ってたじゃん」

「……だって、あの人メチャクチャいい人じゃないですか。あんなまともな人が来るとは想像してませんでした」

「……思いっきり俺を誤解しているかもだけど、俺の本業の事、知ってるでしょ? 変な人を紹介する筈ないじゃん」

「学歴もスペックも何もかも恐ろしく高いですし、それでもって性格まで良いなんて……」

「スペックだけなら、パンツ顧客の中にも負けない人いたじゃん」

「常連さんは元々下心丸出しでしたから。でも、あの人は──」

「実は同じかもしれないよ?」

「私にはあんな純情で真面目でいい人をお金にするなんて出来ません!」

「……俺だって似たようなもんじゃん、よく考えたら。……あれ? よくよく考えたら土日のお金のごまかし以外はまとも──なのかな?」

「今頃気付いたんですか? 私はいい人でまともな人には酷い事しないんですよ♪」

「……おしっこどうですか? とか何度か聞いた記憶がある様な──」

「じょ、ジョークに決まってるじゃないですか、は…ははは──」



──悪女になりきれない、素は意外にいい子(?)のみのりちゃんでした。これを機に常連さんとのデート商法(?)もやらなくなったのでした。何故か飲み歩きまで……

※次話公開は10/04 22時頃です。

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