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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第三章~永遠の夢が如く~
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あいかわらずなみのりちゃん

「うぅ……今日は誰も来ませんね」

「いや、3時間で6万あるじゃん。意外に順調じゃない?」

「さっきの人、ネカフェ誘導失敗しましたし、おしっこの人も来ないっぽいですし……」

「まぁ、今日はサッカーの日本戦やってたし。昼過ぎに駐車場ガラ空きだったのは異常だよ」

「このペースだと、今日は10万いくかいかないかですよね」

「まぁ、今回はしゃーないって。俺も後2時間しか付き合えないし……」

「ちょっと早いですけど、清算しましょうか」

「了解。確か今回の俺の取り分は1/3だったね」

「えっと、ちょっと待って下さい。1…2…3、後は……ん~、奮発して3,000円、持ってけドロボー!」

「ちょ、あれ? 昨日11万あったってさっき言ってたよね? 今日は10万ちょいいくかいかないか……だから俺の取り分、7万じゃない? って、昨日のお金、どうしたの?」

「郵便局にいけばありますけど……今日今の段階で14万くらいある予定だったんです。ん~、奮発して5,000円プラスしますので──ね♡」

「──え?」

「さっき言ってたじゃないですか~。大人の男性はお金払いたいものだ、大学生は甘えて奢って貰えって♡」

「う……痛いところつくねぇ……ま、まぁ──流石に郵便局いってお金おろして来いなんて言えないし……これで手打つよ」

「きゃ、ありがとうございます♪ 来月はこの日とこの日とこの日、空けて下さい。折半で稼ぎましょう!」

「……殆ど日曜日じゃん……ん~、まぁ、何とか都合付けれるかな」

「今度はちゃーんとキレイに分配しますから──ね♡ 」



──1/3の約束が1/6に。……今までの事を考えれば、大きな前進。何せお金が少しでも残っていたのだから。

※次話公開は10/03 23時頃です。

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