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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第三章~永遠の夢が如く~
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障がい者達の女神

「ただいまー、無事いってきました~」

「お疲れ。って、珍しいじゃん、わざわざ自ら障がい者トイレに出向くなんて。そういえばこの人の時に限っていつもネカフェ内じゃないね」

「あ、この人、ここに来れない人なんです」

「ん? 出禁喰らった危ない人?」

「いえ、障害持っている方で、車椅子なんです。だからこの人の時は障がい者トイレ利用しているんです」

「──! まさかうちの顧客に障がい者さんがいたとは……」

「あれ? 言ってませんでしたっけ? ちなみにこの人以外にも障がい者さん、常連でいますよ。データベースで見ますと──この人とこの人と……この人、合計9人が障がい者さんです^^」

「──!! こ、こんなにいたとは……」

「障がい者の人達はオイシイですよ♪ 一度普通に相手したら絶対に常連になりますので♬」

「ん? どういう事?」

「ほら、障がい者さん達、ちょっと偏見の目で見られる事多いんですね。女の子も必要以上に気持ち悪がって敬遠しがちですし」

「確かに、障がい者の人に俺自身偏見がないっていったら嘘になるかな」

「私はそういう偏見は一切ないので、ふつーの男の人と同じ様に対応出来るんです。そうすると……ね♪」

「女性に免疫がない男がちょっと女性に話しかけられたらその女性を好きになっちゃうというヤツと同じ、というわけか」

「はい♪」

「ん~、だけど障がい者の人達からお金を貰うのはちょっと心痛むなぁ……」

「い~え、それは逆に失礼に値しますよ? 障がい者の人達だって身体の一部がちょっと不自由なだけで、人並みに感情もありますし、当然性欲だってある、いち男の人です。健常者と同じ様に接するのが正解ですよ♪」

「──! た、確かに。思わず今の言葉は胸に刺さったよ」

「障がい者の人達の性欲の解消って、健常者と比べて凄い大変みたいなんです。だから、私がいるうちは、その人達の女神になろうかな~って。凄い感謝されますし、私もやりがい感じてます♪」

「うぅ、何か感動したよ。みのりちゃんがいい人に思えてきた……」

「今頃気付いたんですか? 私はいっつもいい人ですよ♪ ──それにしても、何であんな掲示板にいたんだろう、この人達……」

「意外にフェチなんじゃない? 案外パンツやおしっこに興味あったりして」

「ま、性癖は自由ですからね。ただ……車椅子の人におしっこ飲ませるにはどうしたらいいんだろう──忍者真っ青のアクロバティックな事しないといけないかも」

「wwwwww」

「wwwwww」

──障がい者の方達、かなり来た。そして、やり取りもよくした。健常者では想像も出来ない程、性処理に苦労している事も知った。やっと巡り合えたみのりちゃんという女神がいなくなった後、彼等はどうなるのだろうか……願わくは、新しい女神に恵まれます様に──


※次話公開は10/03 0時頃です。

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