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「援して何がいけないの?」~闇に舞い降りた天才援交少女~  作者: ジュン
第三章~永遠の夢が如く~
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暇トークビジネスの終焉

「そういえば、カカオ、ID検索制限かけているみたいじゃん。暇トークの方はどう?」

「えぇ、最悪です、仕事になりません! 業者さん達、今ハピメやワクワクやTwitterの方に流れているみたいです」

「やっぱ影響でかかったんだ。じゃ、もうダメだね」

「だから、もう私はアプリ削除しました!」

「ほぉ、何か代わりのもの見つけたの?」

「え? ジュンさんいるから、いいかなーって♪」

「──え?」

「私、来月この日やろうと思ってます。気合で日曜日あけて下さい♪」

「んー、まぁ1日ならなんとか──」

「後、7月末から試験始まって、ここから出来ると思いますので、スケジュール覚えておいて下さい♪」

「……要するに、当面は私の小遣い全部作ってくれ、アポ全て任せた! って事?」

「うふふ♪ ジュンさん押さえておいて良かったです。じゃないと、私、路頭に迷う所でした♬」

「あれ? 常に最先端の情報を仕入れて私は裏社会で生きてきた! 私の才覚は無敵だ! みたいな事言ってたじゃん」

「え~、だって~、リスクもゼロじゃないですし~、頭使うのも疲れますし~」

「……要するに、私の代わりに色々情報収集して、頭使うのも、任せた! って事?」

「うふふ♪ 私の人を見る目は間違いじゃありませんでした。思い切って誘ってよかったです♬」

「……いつの間にか俺にかかる重圧大きくなってるし──オテテのお店はいかないの?」

「え? か弱い学生の私に風俗で働いて来いって言うの~、酷──い!」

「……要するに、今更オテテの仕事なんか効率悪くてやってられっか! という事ね──」

「エヘ♡ 肉体労働重視はもう卒業しなくちゃ、ですし♪」

「で──いくらを何日で稼ぎたいの?」

「ん~、10日で100万ちょっとですね。 現実的な数字ですよね?」

「ま、まぁ……今までの経緯から不可能じゃないとは思うけど──」

「ん? どうしました?」

「……つくづく金銭感覚が狂ってるなーって」

「え? そんな事ないですよ~。学生ならみんな100万くらい──」

「絶対稼げないって! 日給1万5,000円でも高いくらいが相場だよ!」

「え~、それはジュンさんが学生の頃ですよね~。今は違いますって~」

「……むしろ今のがバイト安いくらいだよ。1万5,000円の日給なら飛びつく筈だよ」

「そんな額で一日中拘束されるの、私は絶対イヤです!」

「いや……仮に8時間労働として日給1万5,000円は時給だと2,000円弱だから──」

「私、時給10,000円は欲しいんです! 最低でも時給5,000円ないと話になりません!」

「……ま、学校じゃバイトの話はしない方がいいね。絶対会話が噛かみ合わないから」

「普段から全く噛み合ってませんけどね。うぇーいっていう単語だけで会話してる子達ですから」

「wwwwww」

「wwwwww」

※次話公開は10/02 22時頃です。

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