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おしっこ我慢

「ううぅぅぅぅ……」

「ん? どうした?」

「次の人まだですかーー? おしっこ~~」

「……そろそろ常連さん、着く筈だよ。 もう少し我慢、我慢♪」

「ううぅぅぅぅ、漏もれそうです……ジュンさん、ちょっと飲みません?」

「何度も言ってるけど、俺はそういう趣味ないって」

「案外オイシイかもしれませんよ~。 健康飲料で飲む人いるくらいですし~」

「ム・リ・で・す!」

「コップに出してもいいですか? ほら……炭酸割りだとリアルゴールドと似てますよね?」

「確かに黄金水っていうくらいだから──って、アホ!!」

「うぅぅぅぅ、まだですか~~。──漏れちゃう!!」

「ん~、常連さん、珍しく時間遅れてるね──」

「──もうダメ! トイレ行ってきます!!」

「って、今しちゃったら、おしっこ出るの? 常連さん来てから──」

「すぐ出ます! 行ってきます──」ダダダッ……


──5分後──


「ただいま~。ふぅ、すっきりした~。──で、来ました?」

「みのりちゃんが出てって10秒後くらいにね……到着したって」

「──! なんで教えてくれなかったんですか!」

「追いかけようとしたけど、全速力で走っていったじゃん……追い付けないよ、あれじゃ誰も……」

「ま、今から充電しますので、後10分待っているよう伝えて下さい」

「ん? それだけでいいの?」

「はい、今からガブ飲みします♪ ゴクッゴクッ、っぷはぁ〜(リアルゴールド×4杯)」

「良く飲むねー、一気に」

「こうやって飲むとすぐおしっこしたくなるんです。 あ、ちょっと尿意にょい来ましたので、行ってきまーーす!」



──趣味はおしっこ、とでも言わんばかりのおしっこ魔女みのりちゃんでした。

※次話公開は10/01 20時頃です。

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