表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
127/167

お客さん遊び(2)

「──ぅわ、忘れてた! 紺ソなんて今日持ってきてないよね?」

「はい、ストッキングしかありません」

「しょうがない、こっちのミスだから3,000円に値下げしてもいい?」

「まぁ、ネカフェに来て下さるのでしたら。元値安いですし^ ^」

「了解──(中略) 1階の32番に来たって」

「はい、じゃ、ささっと行ってきまーす」


──3分後──


「ただいまー、無事行ってきましたー」

「お疲れ様。 って、あれ? 今の人からメールが。 ──まだいますか? もしいたら、足舐めさせて下さい、だって。 んー、5,000円くらいふっかけてみたら? 案外いけるかも」

「分かりましたー、行ってきまーす」


──10分後──


「ただいまー、7,000円貰ってきました~」

「ぅわ、何かとセットだった?」

「いえ、なんかベロベロ気持ち悪かったからふっかけてみました」

「──さすが小悪魔みのりちゃん、やるねぇ。結局、割引じゃなく割高になっちゃったね、この人」

「いえ、何か気に入ったみたいですよ。また是非、今度! とか言ってましたし♪」

「って、このメアド(mayumilove@~~)、よく見たらまゆみラブになってるじゃん──彼女いるのかなぁ?」

「どう考えても彼女でしょうね。……彼女いるのに何やってるんでしょうね、この人」

「性癖は彼女に隠しているんだろうね。 実は彼氏、ストッキング買って足を夢中で舐めるのが趣味です、なんて知ったら彼女ショックだろうな、可哀相に──」

「wwwwww これが証拠です♪」

「ぅわ、まーた写メ撮ったの? ──相変わらず、人に見られたら自殺しかねないインパクトだね、この夢中で足を舐めている様は」

「まゆみちゃん、かわいそーw」

「──またメールが……今度は紺ソ足で虐めて下さい、だとー。よし、まゆみって誰って聞いてやれ──」

「ちょ、ちょっとw やめてください。 せっかく常連になりそうなのに勿体無ないですよ~」

「けど、面白そうじゃん。 また他探せばいいじゃん」

「正直メチャクチャ面白そうですけどw、どうせなら数回来た後にしましょーよ♪」



──どう見ても彼女や奥さん、子供の名前をメアドにしてるだろ! という人はもれなく2人の話しネタになっているのでした。

※次話公開は9/30 22時頃です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=618303256&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ