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勘違い男ーいいひと気取りの男ー

「ホントムカつく!」

「まーた勘違い男?」

「さっき待ち合わせでいなかったから帰って来たんですけど、メール来てて──タイプじゃないけど会ってあげる、ちょっと値下げで、ですって!」

「うわぁ……タイプじゃなければ会わなきゃいいじゃん」

「きっと、私が凄ーーいお金に困ってて、タイプじゃないけど助けてあげるよ、俺いい人に思われてかつ値切りも出来て一石二鳥とでも思ってるんでしょうね」

「まぁ……自分1人だけの取引だと思ってるだろうね。普通に考えたら1万は普通に日給だからね」

「……またメール来ました。俺と会って損はないよ、ですって! こういう人、大嫌いです!」

「これは……いい人装って、カッコいい人演じてモテると思ってるのかな?」

「そもそも、パンツ買いに来る時点でカッコつけも何もありませんって。 まだ欲望全開のメールのがマシです!」

「あばよくは、彼氏になれるとか考え──」

「やめて下さい! だーれがパンツ買う変態と付き合わなくちゃいけないんですか!」

「まぁ……冷静に考えたらその通りだね。 フツーの出会い系サイトいけばー、だね……」

「ま、普通にモテナイからこういう所に希望を抱いているんでしょうけどね」

「GWにココに来てるくらいだからね……ほら、この人、◎市住みだって。ここに来るのに電車で2時間くらいかかるんじゃない?」

「遠い所ご苦労様なこと。誰とも約束出来なかったんでしょうね」

「ま、ここまで来たら、風俗もたくさんあるから来た甲斐あったからいいんじゃない?」

「wwwwww」

「wwwwww」

※次話公開は9/26 23時頃です。

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