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チート少女と凡人勇者  作者: ユナ
2/2

凡人1

「何でだよ!何でなんだよ!」

アキラはいつものように文句を言う。だがそれは少女に対してではない。

「あれは、サボりの常習犯だな。種族が増えた場合、何とかするのは神の仕事なのに」

少女はいつも通り冷静だ。

「何でお前はそんなに冷静なんだよ!?なぁルナ!」

「お前が暑苦しいからそう見えるだけ。そして私は5000年以上生きているの。こんなの日常茶飯事。」

アキラの言葉を少女・ルナはいつものように返す。

「というか何で俺が選ばれた理由がたまたまなの!?お前が言ってたゆーしゃこうほって言うのを選び忘れたからなの!?」

アキラは叫びながらルナに聞く

「うるさい、あと勇者候補な。アレの個人事情だったから選べなかったんじゃない?あんたが選ばれたのは…私がいたから?」

ルナはそう答える

「お前がいれば俺が死なないから。という話か?」

「バカの癖によくそこまで考えられたなぁ…」

「バカじゃねぇーー!!俺は天才だ!」

「試験落ちたくせに。」

「うっ…そ、それとこれとは話が…」

「違わない。」

いつも通り口論をしてアキラは論破される。

「んでどうすんの。」

「は?」

「目標。魔王倒しておしまい?」

「いや、あの神を倒す。」

「言うと思った。」

ルナはアキラの考えをくみ取ったようだ。

「それで神になる!」

「はぁ?」

いや、くみ取れてなかったようだ。

「よし!今から旅に出る。」

「はぁ?」

「準備してくる。」

おかしなタイミングでスイッチが入ったようだ。

(ん?待てよもしかして…)

「アキラちょっとまてぇーー!!」

アキラのお守りはまだ続くようだ。

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