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6.天才より勝りし鳥

「ケイトスー、こっちきてみろ」


「なんだぁこの羽触りは・・・さらさらですべすべでふわふわでスーハー・・はぁたまらないこの太陽に干した後の毛布のような優しい匂い」


「じゃお前の羽全部ちぎって作ってみるか」


「おいおい旦那の目がこえーよ・・で、なんだ?」


「お前のステータスを見ようと思ってな。たぶんできるはずだが・・」


ケイトスに向かって解析をしてみると案の定ステータス画面が浮かんできた。


□□□□□□□□□□□□□□□□


〖個体名:ケイトス〗


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[基本情報]

レベル:なし

種族:神

性別:なし

年齢:なし

職業:神

装備:幻白鷲

加護:神創神の加護(Ex)

   


[スキル]

種族スキル:【神の恩恵】

神戯スキル:【時空間操作】

特殊スキル:【幻白鷲】【編纂】

自動スキル:【叡智】【時空間管理】【身体激化】

【魔法激化】【魔術激化】【全耐性激化】【自己防衛】【自己再生】

任意スキル:【恩恵賦与】【時空間操作】【感覚共有】【自己編纂】


〔魔法・魔術〕

魔法:【天光(アマテル)】【瑞波(ミヅハノメ)】【風天子(カザミコ)

   【武御雷(タケミカヅチ)】【土毘古(ツチビコ)】【激化】【無変】


魔術:【深淵】


□□□□□□□□□□□□□□□□


「・・・・・・・・・・・・」


言いたいことなんてないよ?

まぁ、ほとんどのスキルが俺の上位互換だし?魔法も?名前もニュアンス的にもう最上級っぽいし?別に気にしてはいないんだけれども・・・・・・


「なんかもう、お前嫌い」


「し、辛辣ぅーーーー」


むかつくのでこいつ解析するのはやめにした、とりあえずなんでもできる神(仮)ってことにしとくか。


「てか旦那ぁそろそろ人捜そうぜ?この世界の住民の顔面ポテンシャルを知りたくてたまらん」


「そうだな、俺もそれにはかなりの興味がある。とりあえず歩き回ってみるか」


「旦那ぁ、俺はケモミミが見てぇ!!!!!」


「気が合うな同志よ!!!さっそく冒険と洒落こもうかっ!!!」


そして二人・・いや、一人と一羽はこの世界で初めての人類に会いに歩みを進めるのであった。


□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■


一方その頃 クーザン帝国では


「閣下、東の森付近にて大規模の魔力反応を感知したとの報告が」


「ふむ。直ちに調査隊を編成し、原因を探れ。事によっては()()を使用してもよい」


「はっ」


ふっ、結果が楽しみじゃのぉと白い髭をくねらせながら老いぼれた男は不敵に笑っていた。

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