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2話 サバイバル生活が始まります

 さて、ここが異世界か……目線低っ。見渡す限り森なんだけど。あ、でも、見たことのない植物が沢山あって面白いわ


「さて、どうしようか」


 ……ん?ちょっと声おかしくない?新しい体だからかな? そういうことにしとこう。この現実を受け止めるには私の精神力が足りない

 そうだ、荷物の確認をしよう……ん?紙が落ちてきた



 《ボックスに入ってるよ。念じるだけでつかえるから》



 なるほど


 “ボックス”


「うわっ」


 えっと、何が入ってるのかな……あ、ゲームのステータス画面みたいになってる。水と食料は3日分くらい、あとは鞄と、魔導書? 剣も入ってる。あとはナイフが5本に調理道具か。あ、また紙が



 《簡単なステータスもみれるよ。君だけ特別さ。キラッ》



 ……無視でいいか


 “ステータス”


 ────────


 名前:なし

 性別:男

 年齢:10

 魔法:土、氷、空間

 魔力量:中の上

 スキル:土魔法1、水魔法1、氷魔法1、空間魔法1、サバイバル知識、料理1、計算8


 ────────



 おお。レベルはないのか。ん?水魔法?魔法のところには書いてないな。後で調べてみるか


 まあ、それはいいんだよ。

 でもね。私が必死に見ないように考えないようにしてきたのはなんだったんだ? 性別:男? おとこ? なんでだよ神様ぁぁぁ!?


 いや、確かに憧れてたよ? 王子様。 私の学校に王子様いたのよ。女の子だけど女の子にキャーキャー言われるあのキャラが! なりたかったよ? でもね、男になるのは違うでしょぉぉぉぉ……


「ちょっと神様ぁぁぁ!?何この体ぁぁぁ!??」



 はあ。とりあえず、水の確保をしよう。魔法の水が飲めるかわからないし。町には行かないからね。え? なんでって、こっちの方が食べ物に困らなそうだし。無一文だからね

 ……私誰に言ってんだろ。色々ありすぎて疲れたのかな。ねえ、神様?

 まあ、気を取り直して川か湖でも探そうか。自分の顔も気になるし










 ……水がない。探し方が悪いのかな。まあ、いい感じの洞窟があったから、そこまで戻るか。熊とかいるかな。まあ、追い出せばいいか。最悪今日のご飯と毛皮を頂こう

 そうしよう



 それにしても見かける動物がいないな。何かの縄張りとかかな。








[グルァァァァォォ!!]




 あ、フラグだった。てへぺろ



 じゃ、ねーよ! 何がてへぺろだよ! どうしよう!?


 とりあえず木の上に登って……でけぇよ!なんだよあの熊!? 目が1つしかないし!? 一つ目熊!? 一つ目熊なの!?

 立ったらここまで届くよ! もっと上に登らなきゃいけないじゃん!


 あ、気づかれた


[グルォォォ!ガァッ!!]


 え、どうしようめっちゃ木が揺らされてる

 怖い怖い怖い

 冷静に冷静になれ


 あ、剣あるわ。


 “ボックス”


 ナイフも出しとこ

 ……目玉に刺そうか。よし。えい


 グサッ


[グァァァ!]


 お、効いてる


 この調子でいこう


 グサッグサッ


[グルァァァォォォォォ!!!]


 あ、下向いた。よし。今度は剣で切ってみよう


 ザシュ



 ……マジで身体能力上がってるわ

 熊の頭と体が永遠にお別れしたわ



 自分で言うのもあれだけど、途中から凄く冷静になったな。肝が座ったのかな


 まあ、結果オーライか





 ……この熊どうしよう









 “ボックス”


 うん。後で考えよう




 洞窟行こうかな

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