新たな名前
ふふふ
僕は、うんこで死んだ。
うんこマンだ。
そう落ち込んでいたら女神様が
「えっ次の名前は、うんこマンでいいのね」
「いやいやいや、絶対嫌ですから。」
「えー面白いのにー」
「名前に面白さ求めてませんから!!」
「残念だわ」
女神様がけっこう本気で落ち込んでる。
この流れはダメだ。
また、ドッキリだ!!
僕は、すぐに話題を変えなきゃ
「えーと女神様、スキルのことなんですが、鑑定がほしいです。」
「ちっ」
女神様は、小さく舌打ちをして、すぐに笑顔で
「それならあげられるわよ」
「ありがとうございます。」
舌打ちは、スルーしておこう。
話が進まなくなってしまう。
女神様が呪文を唱える。
「ピルルルルーン、キャピタルキャピタル☆」
は?
何の呪文??
そう思った瞬間光に包まれた。
名前アルスでお願いします。
レベル3(2)
スキル
無限転生
経験値ランダム倍化
鑑定
おーしっかりついてる。
「女神様今の呪文ってこないだは、なかったですよね??」
「うん。まったく意味ないから。」
意味ないんかい!!!
この女神様無駄なこと好きだなぁ。
「ちょと!!アルスでお願いします。君!!」
急に女神様が大声をあげた。
!!!
「いい?この世の中には、無駄なことなんて、一つもないの。すべての会話、行動、出来事。みーーーーんな意味があるの。私とのやり取りは、絶対あなたの役にたつわ。」
!!!!!!
僕は、女神の言葉に驚きを隠せなかった。
「そ、そんな今までのやり取りに意味があるだなんて、、、」
絶対ないだろ??
どんな意味が??
はっ
そうか。
僕は、わかってしまった。
よくあることでは、ないか、好きな人にかまってもらいたいために、わざと意地悪をする。
つまり女神様は、僕の事が、、、、、
好き????
マジか!!
マジかマジか、
女神様、僕のこと好き
女神様をちらっとみる。
ニコッ
笑った。
ヤバイ、可愛い、まるで女神だ。
うぉぉぉぉ
ついに僕に春が来たーーーー。
そう考えると今までのからかいは、僕にかまって欲しいため、
お互いの事を知るために役立てている。
「んん」
僕は、咳払いをして、女神様に近づく。
「女神様。僕も同じ気持ちです。」
「名前も女神様と似た名前で、トモヤにします。」
「そして女神様と結婚して、神トモヤとして、女神トモエ様のお側に居続けます。」
「そーですね。子供の名前とかどうします??二人ともトモがついているので、男の子だったトモキ、女の子だったトモミとかですかね??」
僕は、もう止まらない。
「女神様誓いの口づけを!!!」
僕は、女神様の肩を掴みキスを使用とする。
「ちょとまったーーー!!!!」
女神様が大声を出した。
「えっ!!!!」
「ちょと待ってトモヤ君。私はあなたの事を恋愛対象として見てないわ」
「全く興味ないから」
!!!?!?、???、
えっ
フラれた??
恋愛対象じゃない??
おかしい。
じゃあ何でからかうんだ????
「トモヤ君。よく聞いて、私は神、あなたは、人間。どうやっても結ばれることは、ないわ。」
なるほど、お互いに叶わない恋なのか。
辛い。
涙が出そうだ。
でもそれは、お互い同じだ。
そうですよね女神???
僕は、目で女神様に語りかけた。
「いいえ、全く悲しくないわ」
「えっ」
「さっきも言ったけど全くそんな感情は、ないからね。」
「えー!!!!!」
「あなたが暴走しただけね。」
「さらに私は神としか結婚出来ないから、あなたは、100%ないわ」
なんて言うことだ。
僕の勘違いだったのか。
冷静になると恥ずかしい。
この場から逃げたい。
!!!!!
エステリアに行こう!!!
「女神様、名前を『アルス』で、今すぐ転生してください。」
「えっダメよ。」
「あなたは、もうトモヤ君だよ♪」
「転生なら出来るわ、じゃあ頑張ってねー」
僕は、光に包まれた。
「ちょと待ってーーーーー!!!!!」
新しい名前が決まりました。
やっぱり思いつくのが日本人の名前ですね。
物語より名前のほうが難しい気がする、、、