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新たな出会い
振り返ると女の子が立っていた。
「その女の人を離して!」
「こんな怪しいやつ野放しにする訳にはいかない!」
「でもその人何にも悪いことしてないんでしょ? だったらなんで捕まえるの」
兵士達は困っていた。
すると兵士は私を離し、向こうへと去っていった。
「本当にありがとね あなたのおかげで助かりました!」
女の子は照れ臭そうにしている。
「大丈夫そうでなによりです! あのーお名前聞いてもいいですか?」
「はい! 真鍋冴子といいます。 日本というところから来ました。 まぁこちらでは想像上の国らしいのですが…」
「てことはあなた神様ですか?」
「いえ ただの生徒会長です」
「生徒会長?」
「あっ日本での話です。 あなたのお名前は?」
「リラっていいます」
とっても可愛らしい名前だ。
「いい名前だね」
「ありがとうございます! あのーよかったら私の家ここからすぐ近くなんで来てください!」
「えっいいの? ありがとう!」
こうしてリラの家へと向かうことになった。